木育キャラバンに参加しました
木育キャラバン会場の様子
令和6年11月16,17日、鹿児島市の西原商会アリーナで開催された木育キャラバンに森と木の研究所も木工のワークショップで参加しました。両日ともに1,000人近い家族連れで大賑わいでした。
森ラボのブースでは、ペン立てをつくる木工のワークショップで両日の午前と午後それぞれに10組のキットを準備しましたが、すぐ無くなるほどの盛況でした。
6歳未満の園児が中心でしたが、森ラボの会員やパパママの手伝いをもらいながら作品を作っていました。
釘打ちをして組み立てが終わったらサンドペーパーをかけて思い思いに絵を描いてもらいました。
森ラボブースの幟
パパに手伝ってもらいながら
組み立てが終わったら絵描きを
こんな立派な作品ができました
千本桜の森展望デッキの塗装工事をしました
脚立を使用して刷毛塗り
塗装完了
指宿スカイライン頴娃インター近くに造成中の千本桜の森の展望デッキの組み立て、大工工事が終了し、会員で塗装工事をしました。当日は、塗装工事にはおあつらえ向きの天気に恵まれ、スムーズに作業が進みました。
デッキ材は、既にCUAZ注入による防腐・防虫処理はしてありますが、さらに景観上の見栄えと防腐・防虫処理効果UPのため塗装したものです。塗料には、浸透性の塗料であるキシラデコールのカスタニを使用しました。
あとは、県の完成検査をまって、2月のサクラ植樹の日に披露することとなります。
森のようちえんの吉野の森で木工に使用する大木の伐採をしました
ツルの巻きついたタブの巨木に挑む会員の畠中さん
11月23日の土曜日、かごしま森のようちえんからの依頼を受けて、かねてから森のようちえんの活動場所である吉野の森のタブの伐採作業をしました。
当日は、森のようちえんの関係親子が見守る中で、伐採作業を披露しました。伐採作業は、大変危険な作業であることや熟練の技術を要することなどの説明をしたのちに始めました。
初めて、巨木が地響きをたてて倒れるさまを見てそれぞれの感慨があったようです。
大木を伐採すると被圧されていた幼木が大きくなっていくという循環の学習にもなったことと思います。
伐採したタブは、今後、みんなで手作りのいすを作ることとしています。
玉切りした丸太
林内作業車で搬出
当日参加した子供たち
南九州市川辺町の大丸みらい祭で木工教室を開きました
11月24日、午後2時から開催された南九州市の大丸みらい祭で木工教室を行いました。
大丸校区から開催を依頼されたもので、今年で4年目になります。
地区の住民の方など15組に参加いただきました。
作った作品はMYBOX
木工ブースの様子
今年も森のかわなべ子どもの森で10組の家族が森林の体験活動をしました
参加した10組の家族など活動前の集合写真
12月1日、南九州市の森のかわなべ子どもの森において今年の、森とのふれあい活動が行われました。
まず始めに、今年3月に子どもの森に完成した「森の杉小屋」を初めて披露することとし、「森の杉小屋」が屋根から基礎まで全てスギ材でできていることなどについて、大坪代表からその説明がありました。
その後、定番の楽しみである竹釜めしを炊くための火おこしを子供たちに体験してもらいました。
次に森の探検にスギさんチームとヒノキさんチームに分かれて出発し、これまでに植栽した木のツル切りなどの保育体験も行いました。
森の探検の後、子どもの森内の丸太遊具などで遊び、待望の竹釜めしのふるまいの時間です。
午後からは、木工と馬さんとのふれあいを楽しみました。
スギ小屋の説明を聞く
薪を運んで
こうしてマッチを擦って
火おこし体験の様子
枝打ちの体験
竹の箸と器を作る
そろそろ炊けたかな
ならんでならんで どうぞ
お馬さんとのふれあい馬車に乗る
木工教室の様子
木工教室の様子
出来上がった自慢の作品を
さつま町鶴田小学校で森林環境教育が実施されました
森林環境教育を行った鶴田小学校の3年生と森ラボのメンバー
令和6年11月13日、森と木の研究所によるさつま町鶴田小学校の森林環境教育が実施されました。
この活動は、さつま町が、森林環境譲与税を活用して町内の各小学校を対象として森林環境教育を実施するもので、森と木の研究所が業務受託して実施したものです。
当日は、鶴田小学校の3年生13名を対象に9時30分から11時までの学習でした。
始めに、さつま町の森をテーマにどんな木があるか、どんな働きがあるかについて学びました。
さつま町内で多く育っているスギとヒノキについて実物の葉を手に取って触覚や嗅覚を感じながら、その違いを理解してもらうことにしました。また、森のはたらきでは、雨の降っていないときにも、川の水が流れているのは、森林の働きによるところが大きいことなどについて学びました。
木工教室では、スギ板を使用してペン立てづくりを行いました。釘打ちをして組み立てが終わったらサンドペーパーをかけて思い思いに絵を描いてもらいました。
さつま町の森の学習
準備したスギ、ヒノキの葉に触ってみる
木工教室でペン立て製作の様子
森ラボのメンバーや先生方に手伝ってもらいながら
伊佐ふるさとまつりで伊佐ヒノキの木工教室などの出展をしました
木工教室でこんなにかわいいスマホ・リモコン入れができました
森と木の研究所では、伊佐市の委託を受けて伊佐ふるさと祭に木工教室やDIYによる木材加工製品の展示の木材普及啓発活動に係る出展を行いました。
当日の11月10日は、あいにくの小雨日和でしたが、多くの来場者に来ていただきました。
木工教室では、伊佐ヒノキを使用した箸、ペン立て及びスマホ・リモコン入れの作品を作っていただきました。
箸づくりでは4角にカットした材を小刀と鉋を使用して削り、サンドペーパーで仕上げてもらいました。参加者は、削って箸の形に成型するのに苦労していました。
ペン立てとスマホ・リモコン入れの作品作りでは、それぞれ22組のセットを準備しましたが、多くの子供たちに参加していただき、昼過ぎにはすべての材料が無くなりました。参加した子供たちは、釘打ちに苦労していましたが、ペーパーをかけて各自好みの絵を描くと、家で使おうと嬉しそうにしていました。
DIYによる木材加工製品の展示では、多目的スツール、木柵、テーブルベンチ及びチエンソーで彫刻した「森のいす」を展示し、来場者は、興味深そうに作り方などを質問していました。
手伝いをもらいながら
大人も一生懸命
木工教室と伊佐市が準備した木を使った作品作り
DIYによる木材加工製品の展示(木柵、森のいす、多目的スツール、テーブルベンチ)
さつま町佐志小学校で森林環境教育が実施されました
令和6年10月3日、森と木の研究所によるさつま町佐志小学校の森林環境教育が実施されました。
この活動は、さつま町が、森林環境譲与税を活用して町内の各小学校を対象として森林環境教育を実施するもので、森と木の研究所が業務受託して実施したものです。
当日は、佐志小学校の3年生9名を対象に9時30分から11時までの学習でした。
先ず始めに、さつま町の森をテーマにどんな木があるか、どんな働きがあるかについて学びました。
さつま町内で多く育っているスギとヒノキについて実物の葉を手に取って触覚や嗅覚を感じながら、その違いを理解してもらうことにしました。また、森のはたらきでは、雨の降っていないときにも、川の水が流れているのは、森林の働きによるところが大きいことなどについて学びました。
木工教室では、スギ板を使用してペン立てづくりを行いました。釘打ちをして組み立てが終わったらサンドペーパーをかけて思い思いに絵を描いてもらいました。
まず、さつま町の森の学習と準備したスギ、ヒノキの実物に触ってみる
木工教室でペン立て製作の様子
千本桜の森に展望デッキを作っています
森と木の研究所と株式会社肥後産業は、南九州市頴娃町の指宿スカイライン頴娃インター近くに「千本桜の森」を整備中で、令和6年度中には、1,000本以上のサクラが植栽されます。
「千本桜の森」は、鹿児島市喜入町と南九州市頴娃町の稜線に位置することから、東に錦江湾や桜島、西には、南九州市の茶畑などが展望される素晴らしい眺望の地にあります。森ラボでは、この山頂に360度を展望できる展望デッキを建設中です。
このデッキは、鹿児島県の「木とふれあう環境づくり推進事業」の助成を受けて、すべてに地域で育ったスギ材を使用して建設中で、令和6年10月30日には、スギ材をプレカットし、防腐防虫処理した部材を組み立てる作業をしました。作業は、森と木の研究所のメンバーと肥後産業の社員があたり、順調に棟上げができました。
しかし、現地が山頂にあるため、作業道を通って資材を運びますが、途中の粘土質の部分は、4駆でも滑るなど材料の運搬には苦労しました。
当日は、晴天に恵まれ、組み立て後、山頂でのお弁当は、最高でした。
今後、床板張り、手摺、階段などの大工工事と、仕上げのペンキ塗りで11月中には完成予定です。
山頂まで運搬した砕石とスギ注入プレカット材
120cmの深さまで床掘し、砕石敷均し
さらにコンクリート版を敷き、ここに柱を立てる
プレカット材の組み立て状況
それぞれの柱に根がらみを
組立状況
花咲じじいプロジェクトによるサクラの種まきをしました
播種するサクラの種を選別中
森と木の研究所が設立10周年を記念して始めた「花咲じじいプロジェクト」の3回目のサクラの種まきを、令和6年9月17日、会員の船橋さんが経営する出水市の船橋緑化で行いました。
このプロジェクトによるサクラの苗木は、既に1,000本以上を県内の各地に配布し、里山などに植栽していただいています。
今回は、ヤマザクラなど1,000粒以上を寺師、大迫両氏が採種し冷蔵保存していたものを播種し、今後、船橋緑化で育成することとしています。
来年の秋には、山行き苗として県内各地の希望者に無料で配布することとしています。
播種したサクラ・・・
- ヤマザクラ300粒
- ツクシヤマザクラ 100粒
- 陽光桜 120粒
- 神代曙 90粒
- オオシマザクラ 100粒
- カンヒザクラ 100粒
- カワヅザクラ 100粒
- 暖流ザクラ 100粒
計8種 1,010粒
播種したサクラの種
丁寧に播種していきます
播種したら覆土、均し十分に潅水します
育成中のサクラの苗木
吹上浜のマツ植栽地の下刈り活動を行いました
県内各地から多くの森林ボランティアが参加しました
令和6年9月12日、鹿児島県森林ボランティア連絡会主催の吹上浜植栽マツ林の下刈り活動に参加しました。
このマツ林は、令和3年度から鹿児島県森林ボランティア連絡会が、国土緑化推進機構の助成を受けて、吹上浜の県吹上浜海浜公園地先の国有林に、毎年、約0.33ha、1000本の松くい虫抵抗性クロマツを植栽してきているものです。
当日は、森林ボランティア連絡会の各団体から20名余りのボランティアが参加し、下刈り機を使用してこれまでに植栽した約1haの下刈りを終えました。
当日も暑い日でしたが、かごしまみどりの基金の準備した飲み物を飲みながら、午前8時半から10時半まで頑張りました。参加したボランティアの皆様ご苦労様でした。
下刈り活動の様子
さつま町柏原小学校で森林環境教育が実施されました
でき上がったペン立ての作品を前に
令和6年9月14日の土曜登校日の時間を利用して、森と木の研究所によるさつま町柏原小学校の森林環境教育が実施されました。
この活動は、さつま町が、森林環境譲与税を活用して町内の各小学校を対象として森林環境教育を実施するもので、森と木の研究所が業務受託して実施したものです。
当日は、柏原小学校の3年生14名を対象に8時30分から10時までの学習でした。
先ず始めに、さつま町の森をテーマにどんな木があるか、どんな働きがあるかについて学びました。
スギとヒノキについて実物の葉を手に取って触覚や嗅覚を感じながら、その違いを理解してもらうことにしましたが、その前に、スギとヒノキの名前そのものを知らない児童もいて、森林環境教育の重要性を改めて認識しました。
木工教室では、スギ板を使用してペン立てづくりを行いました。釘打ちが終わったらサンドペーパーをかけて思い思いに絵を描いてもらいました。
まず、準備した資料とスギ、ヒノキの実物でさつま町の森の学習
木工教室でペン立て製作の様子
お父さん、お母さん、先生方も手伝ってくれました
頴娃郡緑の少年団が森林内での体験活動を楽しみました
森のかわなべ子どもの森からミツバチの森まで森の話を聞きながらの散策
令和6年8月22日、頴娃郡緑の少年団総勢16名が、森と木の研究所のボランティアフィールドである南九州市の森のかわなべ「子どもの森」に、森とのふれあい体験にやってきました。
比較的涼しい「子どもの森」ですが、当日は大変暑い日で、汗をかきながら様々なプログラムに取り組みました。
開会式の後、まず始めは、森の散策です。スギさんチームとヒノキさんチームに分かれてミツバチの森までの往復を、森と木の研究所のメンバーによる森のはたらきや木の話を聞きながらゆっくりと歩きました。
散策のあとは、森の中から燃えるものを探してきて、マッチを使った火おこし体験です。木質バイオマス、カーボンニュートラルの話を聞きながらおこした火でお湯を沸かします。
火おこし体験のあとは、昼食時間まで子どもの森の中の丸太遊具などで自由に遊びました。
丸太わたり
リスみち
丸太のぼり
三角ハウス
薪で豚汁50杯分を炊く
さあ出来たよ
森の中の食事は最高
人おかわりは自分で注ぎます
昼食には、森と木の研究所のおじさんたちが豚汁をふるまってくれました。薪で炊いた豚汁はおいしくて3回もおかわりする子もいました。
午後からは、今年完成した森の杉小屋で木工教室です。1年生から3年生まではペン立てを、4年生以上は、リモコン・スマホ入れを作りました。
木工教室の様子
お母さんも一生懸命
出来上がった作品を持って記念写真
森のかわなべ子どもの森の歩道にウッドチップを散布しました
歩道にスギウッドチップの敷き均しされた状況
森と木の研究所のボランティアフィールドである南九州市の森のかわなべ子どもの森の歩道には、スギウッドチップを散布していますが、大雨などによりウッドチップの流出した箇所が見られました。特にアドベンチャー施設の東側部分の流出が著しかったため、南九州市からの委託を受けてウッドチップを散布し補修を行いました。
ウッドチップは、南薩木材加工センターから10㎥購入し、約80mにわたり散布しました。運搬は歩道幅が狭いことから特殊軽トラックを使用しましたが、軽トラックの入らない部分は、人力小運搬となり、人力で小運搬と敷き均し作業を行いました。
子どもの森は木陰で比較的涼しいのですが、7月18日の当日は、朝から夕方までの作業でいい汗をかきました。
施工前のウッドチップが流出した歩道の状況
使用した特殊軽トラック
人力敷き均しの状況
福平第4児童クラブの子供たちが子どもの森で森林体験活動をしました
これから子どもの森の散策に出発します
令和6年7月27日鹿児島市の福平第4児童クラブの子供たちと父兄24人と先生方がが子どもの森の森林体験活動に参加しました。
始めにこどもの森やこどもの森に建てられた森のスギ小屋についての話を聞いてから、早速森の散策に出発しました。森の散策では、木の名前や森の働き、設置された丸太遊具などについての話を聞きながら約1kmを1時間くらいかけて花木類を植えてあるミツバチの森までゆっくり歩きました。
散策のあとは、自由に森の中で遊んだ後、森のスギ小屋で地元産のスギ材を使用したペン立てを作る木工教室を楽しみました。
森林や木の話を聞きながら 気持ちのいい森の中を歩く
思い思いに森の中で遊ぶ
木工教室でトンカチ(玄能)を使用して一生懸命に作品作り
出来上がった自慢のペン立てを持って記念撮影
「子どもの森」の下刈りをしました
参下刈り作業の様子
森と木の研究所がボランティアフィールドとして南九州市からお借りしている「子どもの森」で下刈り作業をしました。毎年、この時期になると草本類の成長が著しくなり、これまでに植栽した花木類約1,000本の苗木が被圧されないように下刈り作業を行っています。
花木類の植栽は、比較的植栽間隔を大きく取るため日当たりがよく、順調な育成のためには、適期にまめな下刈りを、年数回実施する必要があります。
下刈り作業を実施した5月16日は五月晴で、快適な気候の中でスムーズに作業がはかどり、午後2時過ぎまでにミツバチの森を除く、エリア内の大部分の下刈りを終えました。
また、当日は、いつもご協力をいただいている有薗さんと宇治野さんのお手伝いもいただきました。
下刈り作業でスッキリなった林内
ゆとりななやしろのもり保育園の森林環境教育を行いました
森の中で学習の様子 漢字は少し無理でした
5月30日、鹿児島市吉野に今年4月に開園した「ゆとりななやしろのもり保育園」の森林環境学習を行いました。
この活動は、鹿児島県と鹿児島県林材協会連合会が推進している木育インストラクターの活動の一環として実施してる木育活動を森と木の研究所に依頼のあったものです。木育の依頼の内容は、園内の森の樹木の特徴などについてという内容で大坪、寺師、吉崎が対応しました。
園内には、鹿児島に典型的な常緑広葉樹の森があり、子供たちには、森の探検ということで樹木の名称、大小、葉の形などについて森の中を歩きながら話していきました。年齢が3~4歳児の20名くらいで、悪戦苦闘しながら樹木の説明をしていきましたが、何か一つでも印象に残ったのかなと不安です。
みなさん こんにちは
これは何だろうね。
このはっぱはつるつるてかてかしてる
あの木はなーんだ 秋においしい実がなるよ
木育活動で設置したスギ板の樹名板と園児たち
「森のスギ小屋」の落成式を行いました
参加者の記念写真
3月末に完成した森のかわなべ子どもの森内の「森のスギ小屋」落成式を令和6年4月13日に行いました。
当日は、南九州市から塗木市長をはじめ、難波商工観光課長、丸野都市政策課長、前原耕地林務課長などにご出席いただき、始めに、これまで子どもの森として整備した歩道、植栽した花木類及びキッズハウスなどの遊具類を見ていただいた後、式は、中心に炉のある部屋の中で和やかに行われました。
大坪代表が森林環境教育の場など建設の目的、経緯やご協力への感謝などについてのあいさつの後、吉崎理事から使用した木材などについて説明がありました。
その後、建設にあたって貢献いただいた監事の田中政通(設計、管理、確認申請)、吉崎理事(資材調達、プレカット)及び有薗工務店の有薗秀人代表(木工事)の紹介があり、最後に来賓としてご臨席いただいた塗木南九州市長からお祝いのご挨拶をいただきました。
式のあとは、寺師講師の音頭で お茶による乾杯の後、建設の経過や有効的な活用などについて、談笑しながらくつろいだ雰囲気の中で昼食をいただきました。
塗木市長の祝辞をいただきました
囲炉裏の火です
ジョッジュエ(成就祝い)に伝統的な蒸し菓子
ジョッジュエ(成就祝い)に伝統的な蒸し菓子
令和6年度鹿児島県市町村林務担当職員研修を行いました
毎年、市町村職員の定期異動後に鹿児島県市町村行政推進協議会と共催で実施している市町村林務担当職員研修を、県市長会、県町村会の後援の下で、4月18,19日の両日、鹿児島県自治会館の会議室で実施しました。
この研修は、初めて林務行政を担当する市町村職員等が森林・林業に関する基礎知識を得、円滑な林務行政を推進するために実施するものです。
研修は下記カリキュラムにより行われました。講師には、森と木の研究所の会員をはじめ、今年から鹿児島大学農学部長の寺岡教授にも講師として参加頂けました。
受講者及びカリキュラムは、下記の通りでした。
令和6年度市町村林務担当職員研修受講者名簿
NO. | 氏 名 | 所 属 | 年 齢 | 備考 |
1 | 中村修治 | さつま町農林課林政係 | 49 | |
2 | 帖佐拳斗 | 伊佐市林務耕地課林政係 | 30 | |
3 | 手塚隆一 | さつま町農林課鶴田支所農林係 | 43 | |
4 | 山口甲太 | さつま町農林課林政係 | 47 | |
5 | 森 富和 | 知名町農林課 | 30 | |
6 | 西田直史 | 阿久根市農政林務課林務係 | 28 | |
7 | 大城文也 | 与論町産業課 | 26 | |
8 | 藤野大輝 | 鹿児島市谷山農林課喜入農林事務所 | 31 | |
9 | 川口一歩 | いちき串木野市農政課農林係 | 29 | |
10 | 原之園龍輝 | 日置市農林課林務水産係 | 31 | |
11 | 今田風吹 | 日置市農林課林務水産係 | 27 | |
12 | 末永康輔 | 日置市農林課林務水産係 | 25 | |
13 | 豎道尚太郎 | 薩摩川内市耕地林務水産課 | 22 |
令和6年度市町村林務担当職員研修カリキュラム
場所 自治会館会議室(402号)
月日 | 時間 | 研修項目 | 講師 |
4月18日(木) | 10:00~10:10 | 開講式、オリエンテーション | 森と木の研究所 |
10:10~11:00 | 森林・林業の概要 | 森と木の研究所 技術士(森林・建設)大坪 弘幸 |
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11:10~12:00 | 市町村林務行政について | 鹿児島大学農学部長 教授 寺岡行雄 |
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12:00~13:10 | 昼食、休憩 | ||
13:10~14:00 | 森林林業の現状と課題 | 環境林務部次長 川畑 辰彦 |
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14:10~15:00 | 国土保全と防災 | 鹿児島大学非常勤講師 農学博士 技術士(森林)井内 祥人 |
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15:10~16:00 | 木材の利用 | 大和木材株式会社 取締役社長 吉崎和穂 |
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16:10~17:00 | 森林管理制度について | 森と木の研究所講師 北之口 泰哉 |
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4月19日(金) | 9:10~10:00 | 森林林業とSDGs | 森と木の研究所講師 技術士(森林・建設)大坪 弘幸 |
10:10~11:00 | 木材とは何か | 鹿児島大学客員教授 技術士(森林)遠矢 良太郎 |
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11:10~12:00 | 特用林産とは | 森と木の研究所講師 三窪 等 |
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12:00~13:10 | 昼食、休憩 | ||
13:10~14:00 | 森林の働きと役割 | 森と木の研究所講師 大重 健次 |
|
14:10~15:00 | 森林の育成と施業 | 森と木の研究所講師 寺師 健次 |
|
15:10~16:00 | 公有林をもつ意義と活用 | 曽於市耕地林務課長 国武 次宏 |
|
16:00~16:10 | 閉講式 | 森と木の研究所 |