令和6年度市町村林務担当職員研修を行います

職員研修

毎年、市町村職員の定期異動後の4月に実施している市町村林務担当職員研修を県市長会、県町村会の後援の下で、鹿児島県市町村行政推進協議会と共催で実施いたします。

この研修は、初めて林務行政を担当する市町村職員等が森林・林業に関する基礎知識を得、円滑な林務行政を推進するために実施するものです。

研修は下記カリキュラムにより行われます。講師は、森と木の研究所の会員をはじめ、今年から鹿児島大学農学部長の寺岡教授にも講師として参加頂けることとなりました。

今、受講生を募集中です。下記様式で申し込みください。

令和6年度市町村林務担当職員研修カリキュラム

場所 自治会館会議室(402号)

月日 時間 研修項目 講師
4月18日(木) 10:00~10:10 開講式、オリエンテーション 森と木の研究所
10:10~11:00 森林・林業の概要 森と木の研究所
技術士(森林・建設)大坪 弘幸
11:10~12:00 市町村林務行政について 鹿児島大学農学部長
教授 寺岡行雄
12:00~13:10 昼食、休憩  
13:10~14:00 森林林業の現状と課題 環境林務部次長
川畑 辰彦
14:10~15:00 国土保全と防災 鹿児島大学非常勤講師 農学博士
技術士(森林)井内 祥人
15:10~16:00 木材の利用 大和木材株式会社
取締役社長 吉崎和穂
16:10~17:00 森林管理制度について 森と木の研究所講師
北之口 泰哉
4月19日(金) 9:10~10:00 森林の育成と施業 森と木の研究所講師
寺師 健次
10:10~11:00 木材とは何か 鹿児島大学客員教授
技術士(森林)遠矢 良太郎
11:10~12:00 特用林産とは 森と木の研究所講師
三窪 等
12:00~13:10 昼食、休憩  
13:10~14:00 森林の働きと役割 森と木の研究所講師
大重 健次
14:10~15:00 森林林業とSDGs 森と木の研究所
技術士(森林・建設)大坪 弘幸
15:10~16:00 公有林をもつ意義と活用 曽於市耕地林務課長
国武 次宏
16:00~16:10 閉講式 森と木の研究所

※時間及び講師は、講師の都合等により変更になることがあります。

◆様式ダウンロード

森のスギ小屋が完成しました

森のスギ小屋

昨年11月から南九州市森のかわなべ「子どもの森」内に整備を進めていた「森のスギ小屋」がこのほど完成しました。

このスギ小屋は、子どもの森の利用者がいろいろなことに利用できる施設として、既設の円形基礎を活用して作られました。建設にあたっては、鹿児島県の木のあふれる環境づくり推進事業と南九州市の森林環境譲与税事業の助成をいただくことになっています。

建物の特筆すべき特徴は、先ず、屋根や基礎杭などすべての部材に地元産のスギ材を使用したことです。特に屋根材としてスギ板の注入材を使用しました。CUAZの注入と油性の浸透性塗料であるキシラデコールを含侵させ、少なくとも20年は保たせようと考えています。

森のスギ小屋

壁、床など屋内もすべてスギ 

森のスギ小屋

木工教室などに使用する木製デッキ

森のスギ小屋

木工教室などに使用する木製デッキ

森のスギ小屋

デッキから屋内を見る 森のスギ小屋の標板も


森のスギ小屋

建設の目的などを表示板

森と木の研究所が建設中の「森のスギ小屋」のスギ板屋根が出現

森のスギ小屋

CUAZを注入したスギ板で葺いてさらにキシラデコールで塗装したスギ小屋の屋根

鹿児島県の木のあふれる環境税事業と南九州市からの助成を受けて、森と木の研究所が南九州市の森のかわなべ子どもの森内に建設中の「森のスギ小屋」建設が着々と進んでいます。

昨年中に屋根が葺きあがり、年が明けてから部屋部分の床張(ネダレス)を終え、現在、外壁と内壁のスギ板張りの工事中です。

1月中には、ほぼ木工事が終了し、あとは、囲炉裏づくりと塗装工事の段取りになります。

森のスギ小屋

屋根塗装作業(キシラデコールカスタニ)

森のスギ小屋

竪桟と横桟の外側に防水シートを張る

森のスギ小屋

アルミサッシ色は白 木製サッシとしたかったのですが

森のスギ小屋

外壁をスギ竪張りとする

森のスギ小屋

内壁はスギ横張

森のスギ小屋

左から内壁、外壁、ネダレス、デッキ用材
下は、囲炉裏用の耐火煉瓦


森のスギ小屋

下から ネダレス 30×180
デッキ板 40×130
外壁   18×155
内壁   12×135

「森のかわなべ」にスギ木柵を作りました

森のかわなべ

歩道沿いに設置した木柵

南九州市から森ラボが業務委託を受け製作中のスギ木柵が完成しました。

この木柵は、森のかわなべのアドベンチャーパークと子どもの森内に転落防止柵として製作していたものでこのほど完成し、11月28日に南九州市の確認を受けました。

この木柵の板材は、地域産のスギ材を南九州市の有薗製作所で製材し、南薩木材加工センターで注入(CUAZ)したもので、支柱はかごしま森林組合の丸棒工場で生産したものです。厚さ3㎝、幅15㎝の板材を笠板と側板に使用し、支柱は、径12㎝、長さ1.5mの木杭を0.5m埋設しています。

木柵の設置延長は、195mに及び、併せて歩道入り口にスギ材の門扉も製作しました。

森のかわなべ

歩道沿いに設置した木柵

森のかわなべ

こどもの森西側に設置した木柵

森のかわなべ

アドベンチャーパーク受付横の門扉(開けた状態)

森のかわなべ

歩道入り口門扉(閉めた状態)


子どもの森に建設中の「森のスギ小屋」の棟上げをしました

森のスギ小屋

令和5年12月9,10日、南九州市森のかわなべ内の「子どもの森」に建設中の「森のスギ小屋」の軸組を施工し、森ラボのメンバーが見守る中で上棟式を挙行しました。

使用する部材全てに地域産のスギ材を使用し、柱12㎝角、土台12㎝~15㎝、梁桁背25㎝~30㎝、垂木4.5×9.0cmを使用するなど、建物の規模にしてはかなり太い部材を使用しています。小さな小屋のつもりでしたが組上がってみると存在感のある立派な建物となりました。

上棟式は、会員の見守る中、組上がった屋根の上に焼酎、コメ、塩を供えるとともに屋根の4方の隅に餅(しとんぎ)を置き、東方に向き2礼2拍1礼を行い伝統的な方法で行いました。

森のスギ小屋

搬入した構造材の一部

森のスギ小屋

トラッククレーで使用する製材品を下す

森のスギ小屋

先ず土台を敷く

森のスギ小屋

柱を立てて梁、桁を組み込んでいく

森のスギ小屋

小屋組みを組み立てる

森のスギ小屋

軸組を金具で絞め、鼻隠しを取り付ける

森のスギ小屋

緊結した金具 タルキをタルキックで留める

森のスギ小屋

化粧野地板を張り屋根裏は表しとする

森のスギ小屋

野地板の上にルーフィングを張る

森のスギ小屋

ルーフィングの上に竪残、横桟の順に張る

森のスギ小屋

木裏、木表、うら、元を見ながら

森のスギ小屋

屋根板を張っていく

森のスギ小屋

屋根の上で神事

森のスギ小屋

4隅に焼酎、コメ、塩の清め

森のスギ小屋

屋根板を抑える桟木は予めキシラデコールを塗布

森のスギ小屋

上棟記念に準備した蒸し菓子


森のスギ小屋

上棟式に参加した森ラボ会員

森ラボに相談があったマンション建築に使用する「スギ材ルーバー」の 仮設展示状況を福岡市の建築予定地で確認してきました

仮設展示状況

令和5年11月21日(火)福岡市で開催された建材関係の見本市見学をかねて、大坪と吉崎がスギ材ルーバーを使用するマンション建設予定現場の視察に行きました。

これは、森ラボが福岡市の株式会社福岡地所から相談のあったスギ材ルーバーについて見本として供給したものを現地に展示してあるものです。

マンション外壁に使用するとなると、30年程度の耐久性が要求され、現在、CUAZの注入や浸透性の塗料等その加工方法について検討を進めているところです。

子どもの森に建設する森のスギ小屋基礎工事状況

スギ小屋基礎工事状況

令和5年11月24,25日、森ラボの活動フィールドである南九州市森のかわなべ内の「子どもの森」に建設中の「森のスギ小屋」の基礎工事を大坪、田中、吉崎が参加して施工しました。

既に、11月8日に周囲の伐採作業を終えていましたが、重機を使用して整地の後、遣り方、墨だし作業を行い、スギ丸太注入杭(径15㎝、長さ1.5m)を建て込む作業をしました。

既設の丸型基礎は、かつてモンゴル風のテント小屋ゲルのあったもので、コンクリートの床版は水平ではなく微調整が必要となりました。

また、スギ丸太注入杭は摩擦杭のつもりで施工したのですが、岩盤が出て、結果的には、すべて支持杭の形となりました。

いよいよ12月10日には、棟上げの段取りとなります。

吉野杜(鹿児島市吉野町)にバレルサウナを作りました

吉野杜

バレルサウナの南側 透明のアクリル壁で風景を見ながらサウナを楽しむ

10月3,4日、鹿児島市吉野にある吉野杜(よしのもり)にバレルサウナを作りました。

これは、吉野杜のオーナーである西田さんからバレルサウナを組み立てて欲しいとの依頼を受けて、森ラボの田中と大坪と西田夫妻のワークショップで組み立てました。

本体の樽の部分はキットとなっており、サウナの熱源は、小型の薪ストーブです。キット以外の基礎部分などは、強風にも耐えられるように作りました。強化ガラスの戸を割ってしまうというハプニングもありながらどうにか完成し、西田夫妻にも喜んでいただきました。

森ラボのメンバーとしても、木造建築や薪ストーブの経験はあるもののバレルサウナの組み立ては、初めての経験で楽しい活動となりました。

吉野杜

小型の薪ストーブが熱源

吉野杜

喜びの西田夫妻


森のかわなべ子どもの森に「森のスギ小屋」を作ります

森のスギ小屋

子どもの森内の計画位置写真

森のスギ小屋

計画立面図

森のスギ小屋

計画平面図

森と木の研究所では、令和5年度に南九州市森のかわなべ子どもの森内に屋根まですべての資材に地域産材のスギを使用した小屋を建設します。

このスギ小屋は、デッキでの木工教室など様々な活動、避難、休憩など、多目的に利用する施設として建設するもので県の「木のあふれる環境づくり事業」及び南九州市からの助成を受けます。

平面的には、5.7m×7.6mの43.32m2で半分がデッキで半分が12畳相当の部屋となり、囲炉裏を設けています。

小屋は、床板、内外壁のスギ板張りは当然として一番の特徴は、既存のコンクリート基礎以外は、径15cm木杭基礎とするとともに屋根もスギ板で葺きます。

これらに使用するスギ板は、CUAZを注入するほか、浸透性のキシラデコールを含侵させて、防腐、防虫処理には万全の対策をとることとしています。

この工程については、逐次報告いたします。

馬事公苑子どもの森内に「アドベンチャーパーク森のかわなべ」が開園しました

アドベンチャーパーク

南九州市が「子どもの森」の中に設置を進めてきた「アドベンチャーパーク森のかわなべ」が5月1日にオープンしましたが、夏休みということもあって、賑わっています。

施設は、大きく高杉コース、ニンジャコース、天狗ダンジョンコースの3つのエリアに分かれて設置されています。最後は、100mのジップラインもありスギの森の中で楽しく遊べます。

様々なアクティビィティが準備されている

予約してからどうぞ 050 3529 6424

令和5年度の国土緑化推進機緑の募金事業に2件採択されました

子どもの森の植樹の様子

令和5年度の国土緑化推進機「緑の募金事業」に南九州市の番所鼻海岸防災林整備活動と馬事公苑子どもの森整備事業の2件が採択されました。両事業とも令和3年度から国土緑化推進機「緑の募金事業」の助成を受けて進められている活動です。

番所鼻海岸防災林整備活動は、景勝地番所鼻公園にあり、保安林として指定されている海岸防災林ですが、竹がまん延するとともにツル類がはびこり、このまま放置すると保安林の機能に影響すような状況でした。

地元のNPO法人の頴娃おこそ会と協働活動で整備が進められています。

馬事公苑子どもの森整備事業は、ミツバチの森づくりに引き続き、実施されている活動で、こどもの森としての態様もだいぶ整ってきています。

番所鼻海岸防災林の植樹活動の様子

令和5年度特定非営利活動法人森と木の研究所の総会が開催されました

来賓として参加いただいたかごしまみどりの基金の中園常務理事のご挨拶

令和5年7月9日森と木の研究所の令和5年度総会が鹿児島中央前のソラリアホテルで開催されました。

総会では、遠矢良太郎会員の議長の下で、令和4年度の事業報告や花咲じじいプロジェクトの進捗状況などが審議されるとともに、令和5年度の事業計画審議及び役員の選任が行われました。

役員は、代表理事大坪弘幸、理事吉崎和穂、福元幸一、岸野純一、監事として田中政通が再任されました。

令和5年度は、国土緑化推進機構等の公募事業のほかに南九州市、枕崎市及びの伊佐市の委託事業等が計画されています。

令和4年度特定非営利活動法人森と木の研究所活動計算書

科  目 金額(円)
Ⅰ経常収益      
 1受取会費 9,000    
 2受取寄付金 200,000    
 3受取助成金等      
  助成金 95,472    
  受取補助金等 47,371    
  受託費 505,100 856,943  
 4事業収益      
    森林の整備・保全及び活用を図る事業 3,155,300    
  林業の振興及び国産材利用促進を図る事業 1,752,000    
  環境緑化を推進する事業 1,969,840    
  地域おこし事業 0 6,877,140  
 5その他収益      
  受取利息 40    
   その他収益   40  
経常収益計     7,734,123
Ⅱ経常費用      
 1事業費      
  (1)人件費      
  (2)その他経費      
    業務委託費 1,633,410    
    報償費 1,463,400    
    会議費 30,000    
    食糧費 82,223    
    旅費交通費 476,930    
    消耗品費 1,819,914    
    借上げ費 56,000    
    印刷製本費 26,915    
    通信連絡費      
    役務費 31,312    
    租税公課 11,510    
    手数料      
   その他費用計 5,631,624    
 事業費計   5,631,624  
2管理費      
  (1)人件費      
  (2)その他経費      
    業務委託費 87,890    
         報償費 409,700    
    会議費 177,471    
    食糧費 42,100    
    旅費交通費 301,500    
    消耗品費 595,959    
    借上げ費 30,000    
    印刷製本費 3,000    
    通信運搬費 144,643    
    役務費      
    租税公課 44,702    
    支払手数料      
    支払い寄付金 136,413    
   その他費用計 1,973,378    
 管理費計   1,973,378  
経常費用計     7,605,002
 当期経常増減額     129,121
  税引前当期正味財産増減額     129,121
  法人税、事業税等     0
  当期正味財産増減額     129,121
前期繰越正味財産額     5,379,947
次期繰越正味財産額     5,509,068

芙蓉商事ココチ基金から寄付をいただきました

寄付

ビルメンテナンスなどの事業を行っている株式会社芙蓉商事では、毎月社員の給料の一部と同額を会社から出捐してココチ基金として積み立て、福祉、文化、教育、自然環境等の分野で地元に密着した活動をしている団体に助成しておられます。

令和5年6月13日、馬事公苑子どもの森において、森と木の研究所が芙蓉商事の湯ノ口社長からココチ基金の寄付をいただきました。

当日は、芙蓉商事から湯ノ口社長のほか総務課長の中尾様がおいでになり、森ラボから代表理事の大坪と理事の吉崎、岸野が出席しました。大坪から森ラボの概要や活動内容等について説明の後、子どもの森の中を散策しながら現地の説明いたしました。

頂いた浄財は、「花咲じじいプロジェクト」の基金などとして有効活用していきたいと思います。

薩摩川内市「平佐の杜」にビオトープを造成しています

令和4年度の緑の募金事業で整備を進めて来ている薩摩川内市の「平佐の杜整備活動」の一環として植樹活動のほかにビオトープの整備も進められつつあります。

ビオトープは、かつてここにあった竜神の池を復元するような形で造成されます。造成は、これまでに会員のビオトープ管理士である岸野さんの指導により、土工工事やスギの八つ橋など製作してきましたが、ガクアジサイなど植栽して令和4年度の整備を終了しました。植栽は、他にヒメウツギ、シラン、ミソハギ、セリ、アヤメ、シャガ、フキなどビオトープにふさわしい苗を植栽しました。

今後、周囲の自然の植生が侵入してきて、場所にふさわしい豊かな昆虫や植生のある空間となることが期待されます。

上流方向からのビオトープ

植栽したハクサンボク、ガクアジサイ、シランなど

緑の感謝祭で「緑の募金感謝状」をいただきました

令和5年4月29日、県民の森で開催された「緑の感謝祭」の式典において写真の感謝状をいただきました。

当日はあいにくの雨でしたが、当研究所から寺師講師と大坪代表理事が出席し受領致しました。

昨年の法人設立10周年式典や総会の場において、森と木の研究所から公益財団法人かごしまみどりの基金の「緑の募金」に協力したことに対する感謝状です。

今後とも森と木の研究所総会の機会などをとらえて「緑の募金」に協力していきたいと考えています。

花咲じじいプロジェクトの進捗状況について

(令和4年11月24日リリースした森と木の研究所ホームページから)
花咲じじいプロジェクトで提供されたヤマザクラが九州森の日植樹祭に500本植樹された。

森と木の研究所設立10周年を記念して始めた「花咲じじいプロジェクト」が順調に進められています。

令和4年度は、表のとおり850本が9箇所に供給され、植樹されました。

令和4年度 花咲じじいプロジェクトサクラ苗申請提供先

番号 申請者 連絡先 植栽場所 苗木種類 本数
1 鹿児島持続可能な
次世代の杜協議会
(霧島神宮他4団体)
伊佐市大口目丸133-1
迫田成満
霧島市霧島田口
国有林内
ヤマザクラ 500本
2 特定非営利活動法人
ノビトワークス
姶良市西餅田3500-20
原田博文
姶良市西餅田
ガーデンレインタテマサ
ヤマザクラ 15本
3 新留地域活性化協力隊 姶良市蒲生町白男3033
神宮義秋
旧新留小学校周囲 ヤマザクラ 10本
4 種子島森林組合 西之表市西之表6861-4
前田徳広
森林組合採種園周囲 ヤマザクラ
オオシマザクラ
20本
5 肥後産業株式会社 鹿児島市谷山港3-4-13 南九州市頴娃町
中ノ谷5925-11
ヤマザクラ
ソメイヨシノ
オオシマザクラ
200本
6 大和木材株式会社 鹿児島市油須木町1299-1 鹿児島市油木町1299-1 ソメイヨシノ
オオシマザクラ
15本
7 萌桜会
代表 北郷 萌祥
東京都大田区久が原5-22-3 薩摩川内市平佐町79-1 ヤマザクラ 20本
8 南九州市高田自治会
高田中ノ後区自治会
門 貞己
南九州市川辺町
高田中ノ後区自治会
門 貞己
南九州市川辺町
高田霧島地内
長里川堤防
ヤマザクラ
ソメイヨシノ
20本
9 出水市建設部都市計画課 出水市緑町1-3 出水市東光山西側斜面、
高川ダム
ヤマザクラ 50本
850本
  1. 令和4年度は、9団体から申請があり、850本のサクラ苗木を提供しました。
  2. 令和5年度は、秋以降の申請提供となります。

森と木の研究所が育てたヤマザクラ苗の無償配布を始めました

配布するヤマザクラの苗(会員の出水市船橋緑化で育成中)

春先に里山を彩るサクラは、日本を代表する景観で、森の豊かさと潤いを与えてくれるものです。

森と木の研究所では、設立10周年を記念し、このような美しい里山づくりを目的として「花咲じじいプロジェクト」を始めました。

プロジェクトは、県内に生育しているヤマザクラから採種し、育成して苗木を森林所有者などに無償配布して植えていただき、サクラの咲く里山づくりを推進しようとするものです。

令和3年からこのプロジェクトをスタートし、同年4~5月に県内各地の里山からヤマザクラの種子を採取しました。

採種した種子は、鹿児島県森林技術総合センターのご指導のもと、同年9月に4,000粒を播種し、発芽した稚苗を令和4年4月に3,000本を鉢に移し(鉢上げ)ました。

苗木は、会員の船橋緑化で育苗され、既に3,000本が山行き苗として出荷できる状況になりました。


里山に限らず、公園や個人の庭などにも広く植栽してほしいと思います。

特に、県内で伐採が進み、皆伐の里山が増加しつつある現在、サクラの育ちやすい環境にある伐採跡地に数本でも陽樹のサクラの植樹を呼び掛けたいと考えています。

苗木を希望する方は下記様式でお願いいたします。

九州森の日の植樹活動に提供したヤマザクラ苗が花咲じじいプロジェクトによる提供第1号となりました

令和4年11月19日開催された九州森の日の植樹行事に森と木の研究所から提供

林業にかかわる民間企業や霧島神宮など5者で構成する「かごしま持続可能な次世代の杜協議会」にヤマザクラ苗木500本を提供し、「九州森の日」の植樹祭で植林された。

植樹祭は11月19日に、霧島市霧島田口の国有林伐採跡地(「星野リゾート 界 霧島」 周辺)の2ha で、塩田知事、田之上県議会議長も出席され、森林ボランティアなど約300人が参加して行われた。

南九州市の馬事公苑子どもの森に「三角子供の家」が完成しました

令和4年度国土緑化推進機構助成事業による「子どもの森づくり」の一環として植樹などのほかにスギ間伐材による遊具なども作る計画にしています。そのメイン施設となる「三角子供の家」が完成しました。

10.5cm角のスギ注入材を60度に組み合わせたもの2組を構造体として掘立で立てています。床板と大引きは4cm厚の板材で、屋根は12cm幅の板材を2cmづつ重ねて下見張りとしています。

構造的にシンプルでしかも美しいものができたと思います。

令和4年度鹿児島県みんなの森づくり事業の公募事業に「森林・林業と県民をつなぐ活動」と「岸良学園の森林環境学習」が採択されました

令和4年度の鹿児島県みんなの森づくり県民税関係事業の「もりの体験活動」に森と木の研究所から申請した2件が採択されました。

この中で「森林・林業と県民をつなぐ活動」は、法人設立当初から実施している活動で、当研究所の定番としている活動です。令和4年度も南九州市の馬事公苑子どもの森で公募した県民の家族と南九州市の大丸小などを対象に実施します。

昨年の馬事公苑子どもの森における活動の様子

昨年の馬事公苑子どもの森における活動の様子

昨年の大丸小の木工教室

昨年の大丸小の木工教室


また、肝付町立岸良学園の森林環境学習は、岸良学園校庭に植えられている樹木の調査とその樹名板づくりと木工教室などを計画しています。

岸良学園の校庭の樹木

岸良学園の校庭の樹木

森と木の研究所の設立時から理事として活躍された喜久さんが死去されました

木工教室で木工指導中の喜久さん

森と木の研究所発足当時から理事としてご貢献された喜久忠人さんが、令和4年7月21日、突然亡くなられました。入院中でしたが、誤飲性肺炎だったそうです。

喜久さんは、一級建築士としてウッディストプランニング建築事務所を経営し、木造建築物構造設計の専門家として活躍されていました。

残念至極です。会員一同、今はただご冥福をお祈りするばかりです。

国土緑化推進機構事業の公募事業に「子どもの森づくり」と
「番所鼻海岸防災林整備」の2件が採択されました

森と木の研究所では、令和4年度においても国土緑化推進機構の公募事業に採択され、活動を進めることとなりました。活動の支援を受けることが決定した事業は下記のとおりです。

助成元 事業名
事業費
場所、内容等
(公社)国土緑化推進機構 番所鼻海岸防災林保全活動
助成額
1,086千円
南九州市頴娃町の番所鼻海岸防災林の森林整備活動を「頴娃おこそ会」と協働して実施する。
新植 ウバメガシ等200本など
スギ防風垣、ウッドデッキなど
(公社)国土緑化推進機構 馬事公苑子どもの森づくり活動
助成額
934千円
地域の小学生等に参加いただきながら南九州市の馬事公苑の森に花木などを植栽する活動を行う。また、子供たちの遊べる木製遊具を整備する。
植栽 エゴノキ、ミズキなど
キッズハウス、木製遊具
令和3年度の植栽活動に来ていただいた大川こども園の子供たち

令和3年度の植栽活動に来ていただいた大川こども園の子供たち

令和3年度に馬事公苑子どもの森に整備した丸太遊具

令和3年度に馬事公苑子どもの森に整備した丸太遊具

令和4年度森と木の研究所の総会が開催されました

令和4年7月10日(日)令和4年度特定非営利活動法人森と木の研究所の総会が鹿児島市鹿児島中央駅近くの「くわはら館」で開催されました。

当日は、会員の吉崎和穂を議長に選出し、令和3年度の事業報告や令和4年度の事業計画など和やかな中にも粛々と各項目について審議が行われ、原案のとおり決定されました。

また、喜久理事退任に伴う役員の選任も行われましたが、理事に監事の岸野純一、監事に田中政通が決定されました。

総会後は、森と木の研究所からかごしまみどりの基金の大重常務へ「緑の募金」の贈呈があり、森林ボランティア連絡会の塩川会長も参加いただき、和やかな雰囲気の中で懇親会が進められました。

総会後の懇親会の様子

総会後の懇親会の様子

大坪代表から大重常務へ緑の募金

大坪代表から大重常務へ緑の募金

ゲストの大重常務と塩川代表

ゲストの大重常務と塩川代表


令和3年度特定非営利活動法人森と木の研究所活動計算書

(令和3年7月1日から令和4年6月30日まで)

科  目 金額(円)
Ⅰ経常収益      
 1受取会費 12,000    
 2受取寄付金      
 3受取助成金等      
  助成金 95,310    
  受取補助金等 142,000    
  受託費 364,800 614,110  
 4事業収益      
    森林の整備・保全及び活用を図る事業 2,181,888    
  林業の振興及び国産材利用促進を図る事業 1,195,700    
  環境緑化を推進する事業 1,023,958    
  地域おこし事業 0 4,401,546  
 5その他収益      
  受取利息 36    
   その他収益   36  
経常収益計     5,015,692
Ⅱ経常費用      
 1事業費      
  (1)人件費      
  (2)その他経費      
    業務委託費 759,278    
    報償費 1,581,800    
    会議費 64,300    
    旅費交通費 81,439    
    消耗品費 177,800    
    借上げ費 235,000    
    印刷製本費 9,470    
    通信連絡費 1,574,006    
    役務費 39,738    
    租税公課 800    
    手数料      
   その他費用計 4,523,631    
 事業費計   4,523,631  
2管理費      
  (1)人件費      
  (2)その他経費      
    業務委託費      
         報償費 485,700    
    会議費 169,840    
    旅費交通費 100    
    消耗品費 70,943    
    借上げ費 600    
    印刷製本費 2,640    
    通信運搬費 145,330    
    役務費 2,313    
    租税公課 103,018    
    支払手数料      
    支払い寄付金 101,000    
   その他費用計 1,081,484    
 管理費計   1,081,484  
経常費用計     5,605,115
 当期経常増減額     -589,423
  税引前当期正味財産増減額     -589,423
  法人税、事業税等     0
  当期正味財産増減額     -589,423
前期繰越正味財産額     5,969,370
次期繰越正味財産額     5,379,947

定款第55条に基づく貸借対照表の公告は下記のとおりです。

貸借対照表

令和4年6月30日現在

特定非営利活動法人森と木の研究所

科目 金額(円)
Ⅰ資産の部
 1流動資産
 現金預金 5,379,947
 流動資産合計 5,379,947
 2固定資産
 固定資産合計 0
資産合計 5,379,947
       
Ⅱ負債の部
 1流動負債
 前受金
 流動負債合計 0
 2固定負債
役員借入金
固定負債合計 0 0
 負債合計 0
Ⅲ正味財産の部
  前期繰越正味財産 5,969,370
  当期正味財産増減額 -589,423
 正味財産合計 5,379,947
 負債及び正味財産合計 5,379,947

財産目録

令和4年6月30日現在

特定非営利活動法人森と木の研究所

科  目 金額(円)
Ⅰ資産の部
 1流動資産
  現金預金
   手元現金 6,888
   普通預金 (一般会計 ) 4,565,045
   普通預金(基金会計) 808,014
   普通預金計 5,379,947
  流動資産合計 5,379,947
 2固定資産
  固定資産合計 0
 資産合計 5,379,947
Ⅱ負債の部
 1流動負債
  短期借入金
  未払金
  前受金
  流動負債合計   0
 2固定負債
  役員借入金
  固定負債合計   0
 負債合計 0
 正味財産 5,379,947

かごしまみどりの基金から感謝状をいただきました

感謝状をいただきました

設立10周年記念式典で緑の募金を

特定非営利活動法人森と木の研究所は、令和3年7月13日に設立10年を迎えました。

その記念事業の一つとして、緑の募金に寄付することとし、昨年11月28日、鹿児島市内で開催された設立10周年記念式典において、当研究所の大坪代表理事から公益財団法人かごしまみどりの基金の大重常務に目録の贈呈を行いました。

4月29日の緑の日に県民の森で開催される式典で感謝状を贈呈される予定でしたが、中止となったため、このほど授与されました。

当研究所としては、今後も鋭意、緑の募金活動に協力していきたいと考えています。

妙見の森の活動で感謝状をいただきました

妙見の森の活動

令和4年1月22日、枕崎市桜山校区の12の自治公民館組織から、森と木の研究所が妙見の森整備に貢献したとのことで感謝状が授与されました。

感謝状は、妙見の森のサクラの名所づくり活動の開会式の際、「妙見の森に親しむ会」の中園卓郎会長から、事前の式順に無いサプライズで授与されました。

地域の方々から、森ラボの森づくり活動が感謝されたことは何よりもうれしく、励みになります。

令和3年中はお世話になりました 令和4年もよろしくお願いいたします

令和3年

南九州市からの業務委託で頴娃おこそ会と整備した番所公園のスギ木柵(2月)

森と木の研究所では、多くの皆様のご協力の下、令和3年中も意義ある数々の活動を行うことができました。ありがとうございました。

法人設立10周年記念式典の挙行のほか、県外からの視察の受け入れ及び企業と協働活動で行う森林ボランティア活動など新たな活動の展開も見られました。

令和4年度も頑張りすぎないように、自然体でいきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

森と木の研究所が活動を始めてから10年たちました

10周年記念式典

森と木の研究所10周年記念式典

11月28日、森と木の研究所設立10周年記念式典と懇親の集いが、鹿児島中央駅東のソラリアホテルくわはら館で、会員のほか、来賓、講師、協力者など27人が参加して行われました。

式典は、大坪代表理事のあいさつの後、会員の田中さんへの感謝状の授与、緑の募金の寄付、かごしまみどりの基金大重常務、鹿大枚田教授、森林ボランティア団体連絡会塩川会長の来賓あいさつなど和気あいあいと進められました。

式典の後の懇親会は、コロナ禍が収まりつつある中、参加者は久しぶりの会合ということで和やかな雰囲気の中で楽しい時間となった様子でした。

10周年記念式典
10周年記念式典

懇親会の様子

高知県黒潮町から研究所の活動を視察・研修に来られました

視察・研修

10月27日、高知県黒潮町海洋森林課の職員2人が、海岸防災林整備の研修・視察に来られました。

黒潮町は高知県の南西部に位置し、太平洋に面するとともに四万十川の左岸部に位置する街です。街の太平洋に面した海岸林は、山野海岸林と呼ばれ、大切に保全してきましたが、近年、松くい虫の害などで海岸林の健全性が損なわれかねない状況にあるとのことで、その保全・回復を図る参考とするため、本県の活動状況を調査されました。

特に、本研究所が実施しているような地域の方々と一体となった活動に関心を持たれ、南九州市の番所鼻海岸防災林と日置市の入来浜海岸防災林について熱心にその状況を聞き取り調査されました。

日置市吹上町の入来浜海岸防災林整備活動のヒアリング

日置市吹上町の入来浜海岸防災林整備活動のヒアリング

南九州市頴娃町の番所鼻海岸防災林整備活動のヒアリング

南九州市頴娃町の番所鼻海岸防災林整備活動のヒアリング 黒潮町海洋森林課の今西氏と松本氏


南九州市の馬事公苑子どもの森に丸太遊具など設置しました

完成したキッズハウス

完成したキッズハウス

研究所では、令和3年度から国土緑化推進機構の助成を受けて南九州市の馬事公苑跡地の森林に子供の森を整備することとしています。

これまでに、歩道整備や植樹、下刈りなどの活動など行ってきたところですが、今年度は、今までの整備に加え、スギ材を使用した遊具やサイン類などを整備し、「馬事公苑子どもの森」として、子供たちの森林体験の場として整備を計画しています。

このうち、研究所メンバーの手で「キッズハウス」と「丸太渡り」が完成しました。

「丸太渡り」の丸太加工、丸太は防腐防虫剤注入スギ材

「丸太渡り」の丸太加工、丸太は防腐防虫剤注入スギ材

完成した「丸太渡り」

完成した「丸太渡り」


製作中のキッズハウス

製作中のキッズハウス


令和3年度みんなの森づくり事業の公募事業に2件が採択されました

令和3年度の鹿児島県みんなの森づくり県民税関係事業の「もりの体験活動」に森と木の研究所から申請した2件が採択されました。

この中で「森林・林業と県民をつなぐ活動」は、法人設立当初から実施している活動で、当研究所の定番としている活動です。令和3年度は、南九州市の馬事公苑の森で公募した県民の家族と南九州市の大丸小を対象に実施します。

昨年の馬事公苑における活動

昨年の馬事公苑における活動

大丸小の木工教室

大丸小の木工教室


また、肝付町立岸良学園の森林環境学習は、鹿児島県の岸良県有林において内之浦森林組合の林業生産活動の現場見学などを計画しています。

昨年の岸良学園の植樹活動

昨年の岸良学園の植樹活動

国土緑化推進機構事業に採択されました

森と木の研究所では、令和3年度においても国土緑化推進機構の公募事業に採択され、活動を進めることとなりました。活動の支援を受けることが決定した事業は下記のとおりです。

助成元 事業名
事業費
場所、内容等
(公社)国土緑化推進機構 番所鼻海岸防災林保全活動
助成額
990千円
南九州市頴娃町の番所鼻海岸防災林の森林整備活動を「頴娃おこそ会」と協働して実施する。
新植 ウバメガシ等200本など
スギ防護壁など
(公社)国土緑化推進機構 馬事公苑子どもの森づくり活動
事業費820千円
地域の小学生等に参加いただきながら南九州市の馬事公苑の森に花木などを植栽する活動を行う。また、子供たちの遊べる木製遊具を整備する。
植栽 エゴノキ、ミズキなど
木製遊具
整備計画地の番所鼻海岸防災林

整備計画地の番所鼻海岸防災林

整備計画地の馬事公苑「子どもの森ゾーン」

整備計画地の馬事公苑「子どもの森ゾーン」


令和3年度森と木の研究所の総会が開催されました

令和3年7月8日(木)令和3年度特定非営利活動法人森と木の研究所の総会が鹿児島市ボランティアセンター会議室で開催されました。

当日は、会員の遠矢良太郎を議長に選出し、令和2年度の事業報告や令和3年度の事業計画など和やかな中にも粛々と各項目について審議が行われ、原案のとおり決定されました。

また、定款に基づく役員改選も行われましたが、代表理事に大坪弘幸、理事に喜久忠人、吉崎和穂、福元幸一、監事に岸野純一がそれぞれ再任されました。

なお、今秋は法人設立10周年を記念した記念式典も開催されることになりました。

令和2年度特定非営利活動法人森と木の研究所活動計算書

(令和2年7月1日から令和3年6月30日まで)

科  目 金額(円)
Ⅰ経常収益      
 1受取会費 13,000    
 2受取寄付金      
 3受取助成金等      
  助成金      
  受取補助金等 108,760    
  受託費 207,800 329,560  
 4事業収益      
    森林の整備・保全及び活用を図る事業 2,464,000    
  林業の振興及び国産材利用促進を図る事業 2,598,228    
  環境緑化を推進する事業 1,204,306    
  地域おこし事業 0 6,266,534  
 5その他収益      
  受取利息 38    
   その他収益   38  
経常収益計     6,596,132
Ⅱ経常費用      
 1事業費      
  (1)人件費      
  (2)その他経費      
    業務委託費 1,122,360    
    報償費 1,866,250    
    会議費 18,281    
    旅費交通費 73,600    
    消耗品費 2,069,578    
    借上げ費 179,705    
    印刷製本費 91,971    
    通信連絡費 107,343    
    役務費 16,865    
    租税公課 1,400    
    手数料      
   その他費用計 5,547,353    
 事業費計   5,547,353  
2管理費      
  (1)人件費      
  (2)その他経費      
    業務委託費 18,452    
         報償費 637,960    
    会議費 105,400    
    旅費交通費 5,000    
    消耗品費 192,522    
    借上げ費 11,650    
    印刷製本費 246    
    通信運搬費 51,395    
    役務費 3,906    
    租税公課 129,171    
    支払手数料      
    支払い寄付金 10,000    
   その他費用計 1,165,702    
 管理費計   1,165,702  
経常費用計     6,713,055
 当期経常増減額     -116,923
  税引前当期正味財産増減額     -116,923
  法人税、事業税等     0
  当期正味財産増減額     -116,923
前期繰越正味財産額     6,086,293
次期繰越正味財産額     5,969,370

定款第55条に基づく貸借対照表の公告は下記のとおりです。

貸借対照表

令和3年6月30日現在

特定非営利活動法人森と木の研究所

科目 金額(円)
Ⅰ資産の部
 1流動資産
 現金預金 5,969,370
 流動資産合計 5,969,370
 2固定資産
 固定資産合計 0
資産合計 5,969,370
       
Ⅱ負債の部
 1流動負債
 前受金
 流動負債合計 0
 2固定負債
役員借入金
固定負債合計  
 負債合計 0
Ⅲ正味財産の部
  前期繰越正味財産 6,086,293
  当期正味財産増減額 -116,923
 正味財産合計 5,969,370
 負債及び正味財産合計 5,969,370

財産目録

令和3年6月30日現在

特定非営利活動法人森と木の研究所

科  目 金額(円)
Ⅰ資産の部
 1流動資産
  現金預金
   手元現金 42,384
   普通預金 (一般会計 ) 5,011,980
   普通預金(基金会計) 915,006
   普通預金計 5,926,986
  流動資産合計 5,969,370
 2固定資産
  固定資産合計 0
 資産合計 5,969,370
Ⅱ負債の部
 1流動負債
  短期借入金
  未払金
  前受金
  流動負債合計   0
 2固定負債
  役員借入金
  固定負債合計   0
 負債合計 0
 正味財産 5,969,370

枕崎市妙見の森にデッキなどを作りました

枕崎市妙見の森

設置されたテーブルとベンチ

森と木の研究所では、令和2年度に枕崎市から業務委託を受け、枕崎市妙見の森にテーブルとベンチ、ウッドデッキ、木柵などを設置しました。

妙見の森は、当研究所が、平成28年度から桜の名所づくりを目指して桜山校区の方々と森林整備を進めてきました。植樹活動が一通り終了した今年度に、枕崎市の方で予算化してくださり、今回、ベンチなどが整備されたものです。

整備されたテーブル等は、すべて地域産のスギ材を使用し、加工された資材を使用しています。また、製作、設置にあたっては、妙見神社の役員など地域の方々と協働作業によって設置されました。

桜山校区など地域の市民が、満開の桜を見ながらテーブルやデッキでお弁当を広げることのできる妙見の森が整備されつつあります。

1号展望台への木柵

1号展望台への木柵

設置したベンチ

設置したベンチ


枕崎市妙見の森

設置された防護柵(木柵)ウッドデッキ、テーブル、ベンチ

入来浜海岸防災林に道標を設置しました

入来浜海岸防災林

設置された道標(令和3年2月11日)

森と木の研究所では、平成30年度から日置市吹上町入来浜の漁協前にある海岸防災林の整備を入来浜自治会の皆様方と進めてきました。その中では、クロマツの植樹や防風垣を設置するなどの活動をしてきましたが、林内に歩道とウッドデッキも設置しました。

しかし、防風垣を設置したせいもあって、入来浜を訪れた人々に、林内に歩道とウッドデッキが整備されていることがわかりにくい状況にありました。

このため、令和2年度の国土緑化推進機構の助成事業で手作りの道標を作成し、歩道入り口に設置しました。保健保安林でもある海岸防災林を多くの訪問者が訪れ、林内の散策を楽しんでくれることを期待しています。

漁協側歩道入り口道標

漁協側歩道入り口道標

林内の道標

林内の道標


歩道南側入り口

歩道南側入り口

歩道東側入り口

歩道東側入り口


文字はプロにお願いしました

文字はプロにお願いしました

標柱は手作りです

標柱は手作りです


枕崎市妙見の森と南九州市番所鼻公園に木柵などを設置します

枕崎市妙見の森

枕崎市妙見の森木柵設置位置

本研究所では枕崎市と南九州市から業務委託を受けて、枕崎市の妙見の森と南九州市の番所鼻公園に木柵などを設置することとなりました。

妙見の森では、平成28年度から都市緑化機構等の助成を受けてヤマザクラやソメイヨシノなどを植栽してサクラの名所づくりを進めているところですが、地域の人々から要請のあった木柵、ベンチ及びウッドデッキを設置するものです。

また、番所鼻公園では海岸に沿った空き地に木柵約50mを設置するものです。

いずれも県産スギ材を使用して地元の製材所で加工して設置されます。

ベンチ設置位置

ベンチ設置位置

ウッドデッキ設置位置

ウッドデッキ設置位置


南九州市番所鼻公園

南九州市番所鼻公園


「唐湊の森」に計画している「森のようちえん」の森林整備を始めます

森のようちえん

鹿児島市吉野の現在の森のようちえん

鹿児島市の吉野にある「NPO法人かごしま子どもと自然研究所」が運営している森のようちえんが移転することとなり、現在、鹿児島市唐湊にある鹿児島大学林園の一部を「唐湊の森」とし、その候補地として計画されています。

本研究所に「唐湊の森」の森林林整備等についての相談があり、様々な形で協力することが、12月7日開催された理事会で協議され決定しました。

これまでに、数回の現地調査等を踏まえ、大学側との協議が整い次第、来年早々にも整備を進めることとしています。

現在の唐湊の森の様子

現在の唐湊の森の様子

唐湊の森

「唐湊の森」進入歩道と畑の計画地


南九州市の大丸の森の整備を進めています

大丸の森

南九州市の大丸小学校に隣接する「大丸の森」の整備が進められています。

「大丸の森」は以前から地域の人々の憩いの場として、また、大丸小学校児童の山坂達者コースとして親しまれてきました。しかし、ここ20年くらいは、利用する人も少なく、森も歩道も荒れ放題でしたが、大丸校区の有志からもとのように地区民に親しまれる森にしたいとの声が上がり、整備を進めることになりました。

校区から森と木の研究所の方に森の整備について相談があり、森と木の研究所では緑の募金事業の導入を図りながら、これまでに地区の方々と、除伐、下刈り、歩道整備とウッドチップの散布、木柵の設置など実施してきました。

そして、令和2年11月27日には、大丸小学校の1年生から6年生まで21人がヤマザクラ、ソメイヨシノ、ハナミズキ、ヤマボウシ及びイロハモミジンの5種類をそれぞれ10本ずつ植えました。植えた木が大きくなって、みんなで大丸の森で遊ぶのが楽しみですね。

大丸の森

歩道の浸食を防止する丸太横断工

大丸の森

ペンキを塗って木柵の完成


大丸の森

バックホウを使用して地区の奉仕作業

大丸の森

植える木と植え方の説明


大丸の森

みんなで植えました

大丸の森

一生懸命植えました


九州森の日植樹祭に参加しました

日植樹祭

令和2年度の九州森の日植樹祭が、令和2年11月21日、南さつま市の吹上浜海浜公園地先の吹上浜国有林内で開催されました。本年度はコロナ禍の中で参加人数を制限して行われましたが、本研究所から大坪と寺師が出席しました。

九州森の日植樹祭は、近年ここで開催されていますが、植栽される松くい虫抵抗性クロマツ(スーパーグリンさつま)は順調に生育しています。

松くい虫で歯が欠けたようになっていく

松くい虫で歯が欠けたようになっていく

植栽した松くい虫抵抗性クロマツは順調に生育

植栽した松くい虫抵抗性クロマツは順調に生育


木育インストラクターの研修を受講しました

木育インストラクタ

令和元年度の木材まつり木工教室の様子

一般財団法人鹿児島県林材協会連合会が主催する木育インストラクター養成講習会が、令和2年8月22・23日と11月14・15日開催され、本研究所から吉崎、福元及び大坪が参加しました。

この講習会は、木のぬくもりなど木の良さや利用の意義を、子どもたちをはじめとする多くの人たちに伝える木育インストラクターを養成するため開催されました。

本研究所では、かねてから小学校や県木材まつりなどにおいて木工教室を開いて県産材の利用促進に努めているところですが、木の伝道師として一層の活動が期待されます。

馬事公苑の森にツリーデッキができました

馬事公苑の森にツリーデッキができました

令和2年度の国土緑化推進機構の助成事業、緑の募金公募事業「子どもたちの未来の森づくり事業」で制作中だったツリーデッキが完成しました。この事業は、「ファミリーマート夢の掛け橋募金」を利用して計画されたもので、当基金の大坪と田中が中心になって制作中でしたがこのほど完成しました。

11月8日に開催される森の遊びの活動で初披露されますが、子供たちの喜ぶ姿が楽しみです。

馬事公苑の森にツリーデッキができました
馬事公苑の森にツリーデッキができました

択伐した(利用するために大きな木を切ること)スギの株を利用してここに作ります

馬事公苑の森にツリーデッキができました
馬事公苑の森にツリーデッキができました

立ち木に負荷がかからないように作ります

馬事公苑の森にツリーデッキができました

丸棒加工し防腐加工したスギ材を柱にして組み立て、さらに浸透性の塗料を含侵させて出来上がりです。

まるで秘密基地のようです。子供さんたちと遊びに来ませんか。

鹿児島県の地域貢献活動応援プロジェクトに研究所が応募した
「花咲かじじいプロジェクト」が採択されました

花咲かじじいプロジェクト

当研究所では、里山にヤマザクラなどの咲く美しく潤いのある森林づくりを目指して「花咲かじじいプロジェクト」進めることを計画しています。

このプロジェクトでは、県内に自生するヤマザクラの増殖を行いながら、希望する県民にサクラの苗木を無料配布し、植栽していただくことで森林・緑地にサクラの咲く郷土づくりを目的としています。

これに必要な経費は、研究所からの出捐のほか、様々な形で集めることとしていますが、このほど鹿児島県の「かごしま応援寄付金(ふるさと納税)」として採択されました。これでこのプロジェクトの推進に弾みがつくことが期待されます。

令和2年度森と木の研究所の総会が開催されました

令和2年7月5日(日)令和2年度特定非営利活動法人森と木の研究所の総会が鹿児島中央駅前の鹿児島市余暇センター会議室で開催されました。

当日は、会員12名のほか寺師講師も参加し、令和2年度の活動計画など和やかな中にも粛々と各項目について審議が行われ、原案のとおり決定されました。

活動計算書では、会員各位の協力もあり、次年度の活動へ向けて多額の繰越金を計上することができました。

総会終了後は、会場を鹿児島中央駅東口のくわはら館に移し、ご婦人方も交えて、和やかに交流会が開催されました。

令和元年度活動計算書

(令和元年7月1日から令和2年6月30日まで)

特定非営利活動法人森と木の研究所

科  目 金額(円)
Ⅰ経常収益      
 1受取会費 13,000 13,000  
 2受取寄付金      
 3受取助成金等      
  助成金 102,695    
  受取補助金等 3,904,700 4,007,395  
 4事業収益      
    森林の整備・保全及び活用を図る事業 0    
  林業の振興及び国産材利用促進を図る事業 7,670,000    
  環境緑化を推進する事業 0    
  地域おこし事業 0 7,670,000  
 5その他収益      
  受取利息 28    
   その他収益 66,398 66,426  
経常収益計     11,756,821
Ⅱ経常費用      
 1事業費      
  (1)人件費      
  (2)その他経費      
    業務委託費 3,708,203    
    報償費 1,531,500    
    会議費 19,190    
    旅費交通費 36,420    
    消耗品費 2,517,799    
    借上げ費 320,000    
    印刷製本費 31,940    
    通信連絡費 56,342    
    役務費 26,046    
    租税公課 10,000    
    手数料 5,000    
   その他費用計 8,262,440    
 事業費計   8,262,440  
2管理費      
  (1)人件費      
  (2)その他経費      
    業務委託費 35,000    
         報償費 391,900    
    会議費 103,884    
    旅費交通費 51,225    
    消耗品費 83,838    
    借上げ費 1,350    
    印刷製本費 4,680    
    通信運搬費 20,954    
    役務費 2,203    
    租税公課 145,033    
    支払手数料      
    支払い寄付金      
   その他費用計 840,067    
 管理費計   840,067  
経常費用計     9,102,509
 当期経常増減額     2,654,314
  税引前当期正味財産増減額     2,654,314
  法人税、事業税等     0
  当期正味財産増減額     2,654,314
前期繰越正味財産額     3,431,979
次期繰越正味財産額     6,086,293

定款第55条に基づく貸借対照表の公告は下記のとおりです。

貸借対照表

令和2年6月30日現在

特定非営利活動法人森と木の研究所

科目 金額(円)
Ⅰ資産の部
 1流動資産
 現金預金 6,086,293
 流動資産合計 6,086,293
 2固定資産
 固定資産合計 0
資産合計 6,086,293
       
Ⅱ負債の部
 1流動負債
 前受金
 流動負債合計 0
 2固定負債
役員借入金
固定負債合計  
 負債合計 0
Ⅲ正味財産の部
  前期繰越正味財産 3,431,979
  当期正味財産増減額 2,654,314
 正味財産合計 6,086,293
 負債及び正味財産合計 6,086,293

財産目録

令和2年6月30日現在

特定非営利活動法人森と木の研究所

科  目 金額(円)
Ⅰ資産の部
 1流動資産
  現金預金
   手元現金 44,815
   普通預金 (一般会計 ) 5,041,478
   普通預金(基金会計) 1,000,000
   普通預金計 6,041,478
  流動資産合計 6,086,293
 2固定資産
  固定資産合計 0
 資産合計 6,086,293
Ⅱ負債の部
 1流動負債
  短期借入金
  未払金
  前受金
  流動負債合計 0
 2固定負債
  役員借入金
  固定負債合計 0
 負債合計 0
 正味財産 6,086,293

国土緑化推進機構事業、県森林環境税事業などに採択されました

森と木の研究所では、令和2年度においても多くの公募事業に採択され、活動を進めることとなりました。活動の支援を受けることが決定した事業は下記のとおりです。

助成元 事業名、事業費 場所、内容等
(公社)
国土緑化推進機構
国民参加による災害に強い森林づくり事業

助成額960千円
・入来浜海岸防災林整備活動
日置市入来浜で入来浜自治会など市民参加のもと入来浜海岸防災林の森林整備活動を実施する。
新植 クロマツ200本、ウバメガシ等200本など
防風垣30m
(公社)
国土緑化推進機構
子供たちの未来の森づくり事業

事業費890千円
・子供とミツバチの森づくり事業
鹿児島県養蜂協会と協働して南九州市の馬事公苑の森の一部を除伐し、ニセアカシアなど花の咲く蜜源樹を植栽する活動を行う。また、植樹活動には地元の田代校区児童クラブの小学生も招待する。
鹿児島県
みんなの森づくり税関係事業
森林の体験活動支援事業

助成額 500千円
森林の体験活動支援事業により「森林・林業と県民をつなぐ活動」を実施する。
(1)遊びながら森林を学ぶ活動
南九州市の馬事公苑の森において森林の中で食べ物を探し、料理などを体験する森の生活体験活動を実施する。
実施場所 南九州市の馬事公苑
子供を中心に30名
(2)県産材を使用した木工教室
県民交流センターで開催される鹿児島県木材まつり会場において木工教室を開催する。
参加者は毎年100名以上です。
鹿児島県
みんなの森づくり税関係事業
森林の体験活動支援事業

助成額 240千円
肝付町立岸良小中学校PTAからの委託を受けて小中学生を対象とした森林環境学習を実施する。
今年度は海岸防災林へのクロマツの植栽や木工教室などを計画している。
対象校 肝付町立岸良小中学校児童生徒16名
かごしま緑の基金 緑の募金事業

助成額 322千円
南九州市川辺町大丸小学校隣接地の「大丸の森」において、地区の人たちや大丸小児童と森林整備活動や歩道整備を行う。

このほかにも支援や委託を受けていくつかの活動について実施する予定であり、今後、決定の都度お知らせいたします。

岩屋公園の展望デッキ周辺の桜が満開

展望デッキから花見

展望デッキから花見

南九州市から森と木の研究所が業務委託を受けて、この春完成した「岩屋公園ウエルネス展望デッキ」の周囲の桜が満開となりました。

あいにく新型コロナウイルス禍で「おでばい」も緊縮勝ちではありますが、いい天気に誘われて見物に訪れる人も展望デッキからの「春高楼の宴」を堪能しています。

ゆったりと広い3密の怖れの少ない展望デッキからの眺望は、川向の摩崖仏、東側の桜そして周囲のモミジの新芽などを楽しむことができます。

月輪大梵字も間近に

月輪大梵字も間近に

思い思いに春を楽しむ人々

思い思いに春を楽しむ人々


展望デッキが南日本新聞の広場欄で紹介されました

南日本新聞

記事のコピーです

南九州市岩屋公園の展望デッキが完成しました

西側からの全景

西側からの全景

南九州市から森と木の研究所が業務委託を受けて建設していた「岩屋公園ウエルネス展望デッキ」が3月10日完成しました。たて5.0m、よこ12.0m、高さ4.8mの木造の構築物はかなりボリュームがあり、周囲の園路整備の完成と併せて3月末にも一般公開されることになっています。

建物建設の特徴としては、全面的に南九州市産のスギ材や石材などを使用し、市内で製材、加工し、欄干の擬宝珠などに川辺仏壇の技術を生かし建設されたことです。また、自治体がその公共施設の建設にあたって、森林や木造建築に知見を有する当研究所に業務委託し、地域の人々と協業活動で整備された事です。地域の住民、子どもたち、川辺町の観光協会、商工会などの団体の皆様方と本研究所が協働作業で建設にあたりました。

このような方法による建設のメリットとしては、地域資材や技術の活用で地域の活性化への貢献や地域の住民が直接自らの手で作った施設として施設への愛着も期待できます。同時に地域資材や技術の活用はSDG’Sの観点からも望ましいものです。

時は春3月、桜の花で有名な岩屋公園の目玉施設として期待されます。是非、お出かけてご覧ください。

多くの方が参加してペンキ塗りの協業作業

多くの方が参加してペンキ塗りの協業作業

狭い床下を清水地区の子供たちが塗ってくれました

狭い床下を清水地区の子供たちが塗ってくれました


作業の後はみんなで商工会婦人部のふるまいのカレーをいただきました

作業の後はみんなで商工会婦人部のふるまいのカレーをいただきました

溶結凝灰岩(高田石)を使用したアプローチ

溶結凝灰岩(高田石)を使用したアプローチ
この切り石は民家の厩(うまや)に使用していたもの
地域産の資材は、木材も石材もこのようなカスケード利用が可能


階段工のステップ

階段工のステップ

掘っ立て柱の地際部分

掘っ立て柱の地際部分には銅板をまいて木材の耐久性向上を図っている


川辺仏壇の技術を生かした欄干の擬宝珠(ギボシ)のキャップ

川辺仏壇の技術を生かした欄干の擬宝珠(ギボシ)のキャップ

大きな木製の看板

大きな木製の看板
縦1.84m、横2.0mで円は彫り込んである
円の大きさは直径1.75mで摩崖仏の月輪大梵字と同寸大


南九州市岩屋公園の展望デッキ建設が始まりました

ボランティアはそれぞれの力の応じて

ボランティアはそれぞれの力の応じて

先にもお知らせしましたが、当研究所が南九州市から受託した木製展望デッキの建設が始まりました。

この展望デッキは南九州市産のスギ材を使用し、南九州市市内で加工し岩屋公園の摩崖仏を展望する施設として建設します。

建設にあたっては、当研究所がすべての施工管理を行いますが、川辺観光協会、田代校区など地域と一体となって協働作業で行います。このような形で地方自治体の公共施設を建設することは、地方自治体の画期的な事業執行方法として注目されています。

なお、この事業の実施にあたっては、県の木のあふれる街づくり事業を活用して実施されます。

また、建設の経過については順次報告します。

先ずは床掘から

先ずは床掘から

基礎工事 現場採取の栗石の投入

基礎工事 現場採取の栗石の投入


目潰しのクラッシャーランを投入

目潰しのクラッシャーランを投入

80cm四方の基礎

80cm四方の基礎


捨てコンの投入

捨てコンの投入

コテで均して

コテで均して


巻き立てコンクリート型枠の設置

巻き立てコンクリート型枠の設置

いよいよ組み立て

いよいよ組み立て


工事とデッキの安全を祈願して上棟式

工事とデッキの安全を祈願して上棟式

巻き立てコンクリートの施工

巻き立てコンクリートの施工


馬事公苑の森内のカービングの森が賑やかになりました

カービング世界チャンピオン林隆雄氏の作品

カービング世界チャンピオン林隆雄氏の作品

昨年から整備を進めてきた南九州市馬事公苑の中のカービングの森にカービング世界チャンピオン林隆雄氏の作品も加わって、より充実してきました。

昨年の11体に加え、今年は、10月13日に県内の6人のカーバーに制作していただき、11月14日に林氏をはじめ、3人のカーバーに制作していただきました。

これで計画していた一定の作品が整いましたので、多くの市民に見ていただきたいと思います。ぜひ、見に来てください。

制作中の林氏

制作中の林氏

今年新たに加わった作品

今年新たに加わった作品


南九州市岩屋公園の摩崖仏を展望するデッキ計画について

展望デッキ設置予定場所

展望デッキ設置予定場所

南九州市が設置している岩屋公園の目玉になる摩崖仏は、1600年代を中心に熔結凝灰岩の崖に、僧により掘られた貴重な文化財である。しかし、近年、部分的に崖の崩壊が生じつつあるため、崖の直下では見物できない状況にある。このため、市においては、対岸から見物していただくこととしているが、ここに摩崖仏を展望できるスギのデッキを設置する計画である。

展望デッキの設置にあったては、日置市の入来浜海岸にスギ展望台を設置した実績のある当研究所に設置計画作成についての依頼があり、概算見積や計画図などの資料を提供しているところである。

令和元年7月25日には、当研究所から吉崎、田中、大坪、市側から観光商工課長、交流推進係長、都市公園係長及び地域の沢津橋さんが参加し、岩屋公園の現地において設置位置や規模、周囲の立木等との関係等について検討を行った。

現在、市では、県の木のあふれる街づくり事業に申請しているが、遅くとも来年度末までには、整備したいとしている。当研究所としても、県産スギ材の利用拡大を目指す上からも鋭意協力していきたい。

森と木の研究所の総会が開催されました

令和元年7月7日 森と木の研究所の平成30年度の総会が鹿児島中央駅西口のホテルユニオンで開催されました。当日は会員13名のうち、10名と講師2名も参加して和やかな中にも粛々と各項目について審議が行われ、原案のとおり決定されました。

活動計算書では、会員各位の協力もあり、次年度の活動へ向けて約100万円の繰越金を計上することができました。また、令和元年度においては、規模の大きいハード活動も計画され、さらなる活動の飛躍が期待されます。

総会の最後には、新会員の間世田吉宣さんも紹介され、総会終了後は、ご婦人方も交えて、和やかに交流会が開催されました。

定款第55条に基づく貸借対照表の公告は下記のとおりです。

貸借対照表

令和元年6月30日現在

特定非営利活動法人森と木の研究所

科目 金額(円)
Ⅰ資産の部
 1流動資産
 現金預金 3,431,979
 流動資産合計 3,431,379
 2固定資産
 固定資産合計 0
資産合計 3,431,979
       
Ⅱ負債の部
 1流動負債
 前受金 100,000
 流動負債合計 100,000
 2固定負債
役員借入金
固定負債合計  
 負債合計 100,000
Ⅲ正味財産の部
  前期繰越正味財産 2,419,072
  当期正味財産増減額 1,012,907
 正味財産合計 3,431,979
 負債及び正味財産合計 3,331,979

国土緑化推進機構事業、県森林環境税事業など各公募事業に採択されました

森と木の研究所では、令和元年度においても多くの公募事業に採択され、活動を進めることとなりました。これまでに活動の支援を受けることが決定した事業は下記のとおりです。

助成元 事業名、事業費 場所、内容等
(公財)
都市緑化機構
みんなの森づくり事業

事業費250千円
・妙見の森整備活動
平成29年度から実施している事業で地域の妙見の森に親しむ会や妙見児童クラブの子供たちと枕崎市の妙見の森で森林整備活動を行う。
新植 ヤマザクラ20本 ソメイヨシノ20本 クヌギ20本など
(公社)
日本フィランソラピー協会
寄付プログラム
多様で豊かな森づくり活動

事業費1,000千円
公益社団法人日本フィランソラピー協会からの助成を受け、南九州市川辺町馬事公苑の森においてスギを間伐し、花木類、落葉広葉樹を植栽する。
活動参加者は寄付元のかんぽ生命保険株式会社社員、郵便局職員など。
(公社)
国土緑化推進機構
国民参加による災害に強い森林づくり事業

事業費1,000千円
・入来浜海岸防災林整備活動
日置市入来浜において、入来浜自治会など市民参加のもと入来浜海岸防災林の森林整備活動を実施する。
新植 クロマツ200本、ウバメガシ等100本など植栽
防風垣30m
(公社)
国土緑化推進機構
子供たちの未来の森づくり事業

事業費1,000千円
・子供とミツバチの森づくり事業
鹿児島県養蜂協会と協働して南九州市の馬事公苑の森の一部を除伐し、ニセアカシアなど花の咲く蜜源樹を植栽する活動を行う。また、植樹活動には地元の田代校区児童クラブの小学生も招待する。
鹿児島県
森林環境税関係事業
森林の体験活動支援事業

事業費500千円
森林の体験活動支援事業により「森林・林業と県民をつなぐ活動」を実施する。
(1)遊びながら森林を学ぶ活動
南九州市の馬事公苑の森において森林の中で食べ物を探し、料理などを体験する森の生活体験活動を実施する。
実施場所 南九州市の馬事公苑
子供を中心に30名
(2)県産材を使用した木工教室
県民交流センターで開催される鹿児島県木材まつり会場において木工教室を開催する。
参加者は毎年100名以上です。
鹿児島県
森林環境税関係事業
森林の体験活動支援事業

事業費240千円
肝付町立岸良小中学校PTAからの委託を受けて小中学生を対象とした森林環境学習を実施する。
今年度は海岸防災林へのクロマツの植栽や木工教室などを計画している。
対象校 肝付町立岸良小中学校児童生徒16名

このほかにも支援や委託を受けていくつかの活動について実施する予定であり、今後、決定の都度お知らせいたします。

熊本 小国に木材などの調査に行きました

令和元年5月18、19日 森と木の研究所の会員7名で熊本県小国地方に木材加工などの調査に行きました。あいにくの雨天でしたが、18日は各木造施設の見学と河津製材所、19日は古刹万願寺とその付属庭園を調査しました。

調査のきっかけは、グランピングコテージを見てみようということで始まりましたが、久住高原コテージは規模の大きなもので、考えていたものとはやや趣を異にしていました。主な調査内容は下記のとおりです。

有名な小国ドームのすばらしい木構造

有名な小国ドームのすばらしい木構造

板材に特化した南小国町河津製材所の工場

板材に特化した南小国町河津製材所の工場 木材加工施設の一つのあり方
美しい赤芯のスギ材を挽く 小国地域のスギは主にアヤスギの系統が多いという

ペレット

簡易なペレット製造システムと製品のペレット

おがくず(モルダーから出た木片)を射出

おがくず(モルダーから出た木片)を射出
孔に押し付けて製造する
おがくずは適当な大きさと湿度が必要


同所で見つけた奇妙な木製玩具?

同所で見つけた奇妙な木製玩具 ?

木魂館(モッコンカン)外観

木魂館(モッコンカン)外観


内部構造 フレームボックス梁

内部構造 フレームボックス梁


スギ材買い取り制度

スギ材買い取り制度 1mに玉伐り軽トラックで持ってくる

軽トラで搬入した1m材の椪(はえ)

軽トラで搬入した1m材の椪(はえ)

そのまま薪割り機で割り、大衆浴場の薪ボイラーの燃料とする

そのまま薪割り機で割り、大衆浴場の薪ボイラーの燃料とする


改元記念植樹をしました

植栽したソメイヨシノ

植栽したソメイヨシノ

天皇陛下が交代し、平成から令和に改元されるのを記念してソメイヨシノ15本を植樹しました。場所は、南九州市川辺町高田の万ノ瀬川支流永里川と県道に挟まれた細長い林地です。

この林地は、高田集落から石切場の水くみ場への県道沿いで、この周囲にも桜が植えられており、永里川を見ながら行く気持ちのいい道路です。植栽した林地は竹林となって放置されていましたが、竹を整理し、地拵えして植えました。数年もすると周囲のサクラと相まってここを通る人々に潤いを与えてくれることを期待しています。

しばらくは、下刈りが大変ですが・・・・・。

研究所の活動が南日本新聞に掲載されました
NHKのローカルニュースで放映されました

2018.12.18付け 南日本新聞

2018.12.18付け 南日本新聞

2018.12.21付け南日本新聞

2018.12.21付け南日本新聞

日置市の入来浜海岸防災林活動の様子が、南日本新聞に掲載されました。また、枕崎市の妙見の森の活動の様子が、1月21日(月)、NHKの夕方と夜のローカルニュースで放映されました。

株式会社かんぽ生命保険から森林整備を支援する寄付金が贈呈されました

先にお知らせしましたが、平成30年度の森林整備活動に対して日本フィランソラピー協会から森と木の研究所に助成金が交付されることになりました。

その寄付元は株式会社かんぽ生命保険ですが、その鹿児島支店において平成30年8月22日阿波鹿児島支店長から寄付金の目録が贈呈されました。当日は、阿波支店長のほかに鹿児島支店業務部長の杉本さん、鹿児島山田郵便局の長谷さんも参加され、研究所からは、大坪代表理事と福元理事が出席し受領しました。

この寄付金は南九州市の馬事公苑の森の森林整備に使用されることとなっています。

贈呈式の様子

馬事公苑の森の森林整備が始まりました

毎木調査の様子

毎木調査の様子

伐採した木を調べる

伐採した木を調べる

伐採の様子

伐採の様子


本年度から森と木の研究所で整備を進めることになった南九州市の馬事公苑の森の間伐作業が始まりました。森林はスギとヒノキの人工林で、既に70年生になっており、むしろ択伐といったほうがいいかもしれません。かなりの大径木ですので機械力を駆使して作業を進めています。

伐採した丸太は製材、加工して林内においてデッキや丸太遊具などとして活用していく計画です。また、伐採は1.5mの高さで行い、その株はチエンソーカービングを行い、あとはカービングの森として市民に楽しんでいただく計画です。

さらに、森林ボランティア活動で花木類や落葉広葉樹を植栽して混交林化し、多様性のある森として市民に親しめる森としていく予定です。

森と木の研究所の総会が開催されました

森と木の研究所は、平成23年7月に設立されましたが、満7年なろうとしています。平成30年度の総会は、平成30年7月6日、鹿児島市のホテルユニオンで開催されました。

当日は会員13名のうち、11名が出席し、大坪代表理事の挨拶の後、平成30年度の活動などについて審議が行われました。

平成30年度は、市町村林務担当職員研修のほか、新たに、南九州市の馬事公苑の森をフィールドとするいくつかの活動などについて説明がありました。

また、総会後は、ご婦人方も参加して懇親会が開催され、和やかな雰囲気の中で情報交換が行われました。

平成30年度の活動が行われる馬事公苑の森

平成30年度の活動が行われる馬事公苑の森

平成29年度の活動実績

事業名 事業内容等 実施日時
森林の整備・保全及び活用を図るための事業 ・公益財団法人都市緑化機構の「花王みんなの森づくり活動助成」を受け、枕崎市妙見の森において「妙見の森を桜の名所にしよう」のスローガンのもとに地区の住民や桜山小学校の児童併せて100名の参加者とともにヤマザクラの植栽、モウソウチク竹林整備などの森林整備活動を行った。
新植ソメイヨシノ20本、ヤマザクラ20本、イロハモミジ20本、クヌギ40本他
平成30年1月20日
・国土緑化推進機構の助成を受け、土地改良区の会員と一体となって大浦干拓防風林の整備活動を実施した。
新植 クロマツ400本、ウバメガシ200本
シャリンバイ100本、マサキ100本、
ハマヒサカキ100本
防風垣 300m
平成29年12月3日
林業の振興及び国産材利用推進を図るための事業 ・市町村林務担当職員研修
市長会及び町村会の後援を受けて、平成30年4月19,20日に鹿児島県青少年会館会議室で鹿児島県市町村行政推進協議会との共催事業として実施した。
なお、これまで流域林業活性化協議会等からいただいていた負担金は各般の事情から廃止した。
平成30年4月19~20日
・木のあふれる街づくり事業 日置市入来浜集落の委託を受けて吹上浜を展望する若浜神社境内に県産スギ材による展望台、ウッドデッキ及び木柵を建設した。建設には、県環境税事業及び日置市の助成を受けるとともに集落からも多くのお手伝いをいただき完成した。
平成29年12月10日には日置市長も参加して落成祝賀会が開催されるとともに、ウッドデッキは増設も依頼された。
平成29年10月~11月
境緑化を推進する事業 ・肝付町立岸良小中学校の生徒を対象に土曜登校日の日を活用して森林環境教育を実施した。
10月14日は、予め調べた校庭の樹木の和名を書き樹名板を作成するとともに、取り付ける活動を行った。
1月13日は学校近くの岸良海岸にスーパーグリンさつまのクロマツ植栽とクヌギに種ゴマ打ちの体験活動を行った。実施にあたっては森林環境税事業を活用し、肝付町の協力を得て実施した。
平成29年10月14日
平成30年1月13日
  ・県環境税事業森林の体験活動支援事業により平成29年10月21日に開催された木材まつり会場においてにおいて木工教室を開催した。なお、22日は台風来襲のため中止された。県環境税事業森林の体験活動支援事業を活用して、鹿児島市の県環境の森において森林の中で食べ物を探し、料理などを体験する森の生活体験学習を実施した。 平成29年10月21日
平成29年11月19日
森林や自然環境を対象とした地域おこし事業 伊佐市から山村地域活性化支援交付金事業の委託を受けて竹林資源活用推進にかかる様々な活動を行った。
主な活動としては、竹林整備テキスト作成、竹林整備推進のためのダイレクトメール作成、発送、チエンソー研修、竹林整備研修、モデル竹林整備、伊佐ふるさと祭りにおける竹林整備推進イベントなどである。
平成29年7月~平成30年2月

貸借対照表

平成30年6月30日現在

特定非営利活動法人森と木の研究所

科目 金額(円)
Ⅰ資産の部
 1流動資産
 現金預金 2,419,072
 流動資産合計 2,419,072
 2固定資産
 固定資産合計 0
資産合計 2,419,072
       
Ⅱ負債の部
 1流動負債
 前受金 250,000
 流動負債合計 250,000
 2固定負債
役員借入金
固定負債合計  
 負債合計 250,000
Ⅲ正味財産の部
  前期繰越正味財産 1,777,128
  当期正味財産増減額 391,944
 正味財産合計 2,169,072
 負債及び正味財産合計 2,419,072

森と木の研究所に国土緑化推進機構の助成が2件決定しました。

平成30年度事業として助成の決定した活動は「入来浜海岸防災林保全活動」と「子供とミツバチの森づくり活動」です。

森林整備活動を行う日置市入来浜の森海岸防災林

森林整備活動を行う日置市入来浜の森海岸防災林

入来浜の海岸防災林は、飛砂防備保安林と保健保安林の国有林での日置市入来浜集落の海岸前線にあります。かねてから集落の自治会で自ら保全活動を行っていましたが、当研究所と協働で保全活動を行うことになりました。

ここでは、保健保安林であることから、森林整備のみならず遊歩道やウッドデッキの設置なども計画されています。

ミツバチの森づくりを行う馬事公苑の森

ミツバチの森づくりを行う馬事公苑の森

かねてから当研究所に鹿児島県養蜂協会から要請のあった蜜源樹の森づくりを国土緑化推進機構の助成を受けて実施することになりました。

活動は南九州市の馬事公苑において養蜂協会の会員と協働で実施することとしています。

森と木の研究所にフィランソラピー協会の助成が決定しました。

対象となった馬事公苑の森

対象となった馬事公苑の森

日本フィランソラピー協会から平成30年度の森林整備活動に対して助成金が交付されることになりました。

この助成制度は、通常の公募事業と異なり、助成者のほうから助成対象を選択して助成するものです。かねてからの本研究所の活動が評価されたことは非常に喜ばしいことだと思います。

助成者の期待に添えられるようさらに活動を進めていきたいものだと思います。

馬事公苑の森が森と木の研究所のボランティアフィールドに

馬事公苑の森

馬事公苑の森

南九州市の馬事公苑の森は、平成29年度から特定非営利活動法人馬の家族がその全域を南九州市から借用し、利用しているところですが、この度、その森林部分について森と木の研究所が借用し、森林整備を進めることが市から許可されました。

当研究所としては、ボランティアフィールドとして今後の活動を進めていきたいと考えています。早速今年は、フィランソラピー協会の森林整備活動、国土緑化推進機構の活動及び森林環境税関係事業のフィールドとして活用していく計画です。

伊佐市で竹細工教室を開催します

竹細工教室

様々な竹製品

○竹細工教室

身近にある竹を使用して、ざる等の日用品の作り方を学ぶ教室です。

開催日

7月18日(水)
7月26日(木)
8月2日(木)
計3回

時間

9時~16時

場所

大口ふれあいセンター工作室

対象者

伊佐市民で、3回全て参加できる方

定員

先着20名

参加費

無料

申込方法

電話でお申し込みください

申込期限

6/29(金)

申込・問い合わせ先

林務課林政係 ☎23-1311

○竹芸技術者養成講座

本格的に竹芸技術を習得するための講座です。伐竹から、竹の加工、竹製品の製作まで行います。

開催日

7月~12月 各月2回 計12回
(毎月第1・第3土曜日)

時間

9時~16時

開講式

7月7日(土)

場所

大口南中跡地

対象者

伊佐市民

定員

5名
※選考の上、受講者を決定します。

参加費

無料

申込方法

電話でお申し込みください

申込期限

6/29(金)

申込・問い合わせ先

林務課林政係 ☎23-1311

伊佐市忠元公園駐車場横の竹林に竹穂垣を設置しました

竹穂垣

忠元公園駐車場横の竹林に設置された竹穂垣

この竹穂垣は、現在伊佐市が進めている竹資源利活用推進事業の一環として忠元公園駐車場横のモデル竹林との境界に、平成30年2月末に設置されたものです。

竹穂垣は京都の嵯峨野などでみられる垣根ですが、鹿児島においても、かつては農家の垣根としてこのようなものがみられたものです。しかし、結構手間がかかるため、近年は県内でもほとんど見られなくなりました。

設置工事は当森と木の研究所のメンバーである岸野さんの青楓緑化株式会社が行いました。人手を要し、手間がかかりますが、竹林や公園などの景観ともよくなじみ、しっとりとした美しさがあります。

平成30年度はさらにあと30mほど延長する計画で、地域の人達へ竹穂垣製作の講習会も開催出来たらと考えています。

あなたの所有竹林を整備し、タケノコ生産林へ転換しませんか

放置竹林の古竹の伐竹、本数の整理など竹林の改良を行うことにより、毎年安定したタケノコ生産が持続できる竹林へと誘導することができます。

竹林改良されたタケノコ生産林では、
1 希少価値のある青果用早掘タケノコの生産
2 持続的な収入が期待できる加工用タケノコ生産
が可能となります。

竹林整備を継続することにより、数年間で毎年安定した収入に結びつくことが期待されます。

国産タケノコは、市場から底堅い需要と人気があり、タケノコの安定的な供給が求められています。

竹林改良に当たっては多くの資金は必要ありません。あなたの所有する放置竹林を整備し、経済的に価値の高いタケノコ生産林へと転換しませんか。

改良されたタケノコ林

改良されたタケノコ林

加工用水煮タケノコ工場

加工用水煮タケノコ工場

伊佐市では竹林整備推進協議会を設置し、竹林整備研修会、竹林整備実施グループの育成、タケノコ生産モデル竹林の整備などの事業を実施しています。あなたも参加しませんか!!


◎ 青果用、加工用タケノコは下記の事業所で定期的に集荷、買い上げています


◇ 青果用・加工用タケノコの取扱

・「JA北さつま」:さつま町周辺の各拠点で定期的に集荷 ℡ 0996-53-1387

◇ 加工用タケノコの取扱

・(有)北薩農産加工場    ℡ 0996-53-1709

・(有)さつま食品      ℡ 0996-57-1777

【連絡先】

伊佐市役所林務課(菱刈支所) 0995-23-1311(代)

吹上入来浜にスギの展望台ができました

入来浜若宮神社の境内にできた展望台

入来浜若宮神社の境内にできた展望台

同時に完成した木柵とウッドデッキ

10月から県の木のあふれる街づくり事業と日置市の助成で進められていた進められていた若宮神社境内の県産スギ製展望台、ウッドデッキ、木柵が完成しました。

これらの施設は、地元の入来浜自治会と特定非営利活動法人森と木の研究所が協働して建設したものです。企画、設計、コンクリート基礎、組み立て、塗装などすべての工程にわたって両団体の共同作業で進められ、完成の喜びもひとしおです。

現地は吹上浜、東シナ海を望む景勝の地で、夕日の展望などインスタ映えする写真撮影に最適の場所として、今後、地域の名所として多くの市民の来訪が期待されます。

基礎工事の様子

基礎工事の様子

生コンの打設

生コンの打設

台風22号の吹き返しの中で組み立て

台風22号の吹き返しの中で組み立て

基礎の巻き立てコンクリート

基礎の巻き立てコンクリート

座り込んで塗料塗り

座り込んで塗料塗り

展望台の上も

展望台の上も


ペンキ塗りに活躍した入来浜自治会と森と木の研究所の面々

ペンキ塗りに活躍した入来浜自治会と森と木の研究所の面々


伊佐市内の竹林で生産した竹材を買い取ります

伊佐市の竹林所有者の約6割の方は竹林を放置されています。竹林整備を進め、竹材を有利に販売しましょう。自分でできない方は、伊佐市林務課までご相談ください。地域には竹チップ工場や竹材を専門的に扱う会社があり、竹材の需要は安定的にあります。竹材は下記の価格で取引されています。

○竹チップ用の竹材は

2m材:7,100円/トン

3m材:7,300円/トン

この価格に加え、伊佐市は1トン当たり1,500円を助成しています。

 (平成30年3月31日まで)

竹チップ材の受け入れ

菱刈木材工業(株) 0995-26-0070

*受け入れは菱刈木材工業湧水工場までお願いします。

○長材の竹材は

カキ養殖用の筏材、竹細工用材など多様な用途

400~500円/本

竹材の受け入れ (有)老谷竹材 0995-74-3444

[連絡先] 伊佐市林務課 0995-23-1311
特定非営利活動法人森と木の研究所 099-264-1883

伊佐市の竹資源利活用推進活動(山村活性化支援交付金事業)をお手伝いすることになりました

伊佐市では、平成28年度から国の山村活性化支援交付金事業により竹資源利活用推進活動に取り組んでいますが、今年度からこの活動を森と木の研究所がお手伝いすることとなりました。

この活動は、伊佐市の約273haに及ぶ竹林の竹資源を生かし、地域の活性化に結び付けようとする活動です。竹林整備を進めることによって竹材やタケノコの竹資源の有効活用を図り、山村の現金収入の手段とするとともに景観に優れた美しい地域づくりを進めていこうとするものです。

森と木の研究所では、この活動の全体的な推進を図るため、竹資源利活用推進アドバイザーを設けるとともに竹林整備の担い手となる組織づくりおよびその研修などを行うこととしています。さらに市民に竹への関心を持っていただくための広報活動やイベントの開催を行うこととしています。

伊佐市大口忠元公園横の竹林写真

伊佐市大口忠元公園横の竹林写真


森と木の研究所の平成29年度の総会が開催されました

森と木の研究所は、平成23年に設立されましたが、満5年が経過し、その節目となる総会が平成29年7月17日、鹿児島市のよかセンター会議室で開催されました。

当日は会員13名のうち、12名が出席し、大坪代表理事の挨拶の後、平成29年度の活動などについて審議が行われました。

平成29年度は、市町村林務担当職員研修のほか、新たに、枕崎市妙見の森で実施する都市緑化機構の助成事業や伊佐市の竹をテーマとした山村活性化交付金事業への取り組みなどについて説明がありました。

また、総会後は、ホテルユニオンに会場を移し、ご婦人方も参加して懇親会が開催され、和やかな雰囲気の中で情報交換が行われました。

鹿児島市喜入淵田坂のヤマザクラ

鹿児島市喜入淵田坂のヤマザクラ

平成28年度活動の一つ「妙見の森整備活動」写真

平成28年度活動の一つ「妙見の森整備活動」写真

平成28年度の活動実績

事業内容等 実施日時 実施場所 受益対象者の範囲人数 支出額(千円)
・妙見の森に親しむ会より委託を受け、枕崎市妙見の森において「妙見の森を桜の名所にしよう」のスローガンのもとに地区の住民や桜山小学校の児童併せて110名の参加者とともにヤマザクラの植栽などの森林整備活動を行った。実施当たっては、公益財団法人かごしまみどりの基金から70%と枕崎市緑推進協議会から30%の助成を受けた。
新植ソメイヨシノ20本、ヤマザクラ20本、クヌギ40本他
1月21日 枕崎市
妙見の森
地区の住民や桜山小学校児童等110名 350
・国土緑化推進機構の助成を受け、土地改良区の会員と一体となって大浦干拓防風林の整備活動を実施した。
新植 クロマツ200本、ウバメガシなど500本
防風垣 105m
12月4日 南さつま市大浦干拓防風林 大浦干拓土地改良区等45名 636
・市町村林務担当職員研修
市長会、町村会および流域林業活性化協議会等と協議を重ね、平成28年11月7,8日及び平成28年4月20,21日に鹿児島県市町村行政推進協議会との共催事業として実施した。
林務行政講座 平成28年11月
森林林業講座 平成29年4月
11月7、8日
4月20、21日
自治会館
自治会館
受講者21名
受講者24名
141
・木のあふれる街づくり事業
県環境税事業を使用して県産スギ材による園芸用品ストッカーを開発し、県木材まつりで公開展示した。
10月~11月 大和木材株式会社 県民 205
・肝付町立岸良中学校の生徒を対象に肝付町内之浦のバイオマス施設と木材加工施設の現地学習及び岸良中学校において森林環境学習及び木工教室を実施した。実施にあたっては森林環境税事業を活用し、大隅地域振興局林務水産課の協力を得て実施した。
・南九州市立青戸小校庭にある樹木を調べ樹名板を立てる学習を行った。
また、南九州市別府の広葉樹林伐採跡地においてクヌギ40本とヤマザクラ40本を植える体験活動を実施した。
11月12日
12月1日
1月12日
肝付町
山生産業
肝付町立岸良中学校
青戸小学校
岸良中学校1、2、3年生8名
青戸小学校4年生など22名
青戸小学校4、5年生19名
382
・県環境税事業森林の体験活動支援事業により平成28年10月22,23日に開催された木材まつり会場においてにおいて木工教室を開催した。
・県環境税事業森林の体験活動支援事業を活用して、鹿児島市の県環境の森において森林の中で食べ物を探し、料理などを体験する森の生活体験学習を実施した。
10月22、23日
11月27日
県民交流センター
鹿児島市花尾町環境の森
県民300名
公募県民4家族
330
・枕崎市妙見の森において向こう3年間にわたって活動を展開する「妙見の森を桜の名所にするプロジェクト」が、公益財団法人都市緑化機構から採択され、助成を受けることとなり、その準備業務を行った。 5月18日
目録贈呈式
枕崎市妙見の森
目録贈呈式
東京都中央区
地域の市民 145
合計 2,190

平成29年度の活動実績

事 業 名 事 業 内 容 等 予算額(千円)
森林の整備・保全及び活用を図るための事業 ・平成29年度の国土緑化推進機構の助成を受け、南さつま市大浦干拓において、市民参加のもと森林整備活動を実施する。
新植クロマツ300本、ウバメガシ等500本植栽
防風垣100m
800
林業の振興及び国産材利用推進を図るための事業 ・市町村林務担当職員研修
市町村林務担当職員の資質向上を図るため、平成30年4月に鹿児島県市町村行政推進協議会等との共催事業として実施する。
森林林業基礎講座 平成30年4月
場所 鹿児島県自治会館
150
・県森林環境税事業(木のあふれる街づくり事業)を活用して日置市吹上町入来の若宮神社境内に、モデル施設として展望台、ウッドデッキ、木柵を整備する。 2,000
・伊佐市から山村活性化交付金事業の委託を受けて、竹林の利活用推進のためのアドバイスやイベント開催などの活動を行う。 3,000
環境緑化を推進する事業 ・肝付町立岸良小中学校PTAからの委託を受けて小中学生を対象とした植樹などの森林環境学習を実施する。 対象校 肝付町立岸良小中学校 200
・県環境税事業森林の体験活動支援事業により「森林・林業と県民をつなぐ活動」を実施する。
(1)遊びながら森林を学ぶ活動
鹿児島市の県環境の森において森林の中で食べ物を探し、料理などを体験する森の生活体験活動を実施する。
実施場所 鹿児島市花尾町環境の森
子供を中心に30名
(2)県産材を使用した木工教室
県民交流センターで開催される木材まつり会場において木工教室を開催する。
450
・枕崎市妙見の森において、公益財団法人都市緑化機構の助成を受け、地区住民、小中学生とともにヤマザクラなどの植栽活動を実施し、桜の名所づくりを行う。 450
事業費計 7,050
管理費 ・法人の運営に必要な事務作業等の業務実施。
・みどりの基金の実施する活動参加。
・市町村からの委託事業等の実施。
532
合計 7,582

法に基づく貸借対照表の公告

平成29年6月30日現在

特定非営利活動法人森と木の研究所

科目 金額(円)
Ⅰ資産の部
 1流動資産
 現金預金 1,777,128
 流動資産合計 1,777,128
 2固定資産
 固定資産合計 0
資産合計 1,777,128
       
Ⅱ負債の部
 1流動負債
 前受金 248,000
 流動負債合計 248,000
 2固定負債
役員借入金 500,000
固定負債合計 500,000
 負債合計 748,000
Ⅲ正味財産の部
  前期繰越正味財産 834,161
  当期正味財産増減額 194,967
 正味財産合計 1,029,128
 負債及び正味財産合計 1,777,128

鹿児島県森林環境税事業の助成が決定しました

昨年の森林の体験活動の様子

昨年の森林の体験活動の様子

平成29年度の県森林環境税関係事業(森林の体験活動支援事業)において、「県木材まつりにおける木工教室と鹿児島市の環境の森での森の遊び」の活動への助成が決定しました。

この活動は、森と木の研究所が毎年実施しているもので、これまでの活動内容や毎年多くの県民に参加いただいていることなどが評価され、連続して支援いただくことになりました。

また、当研究所が実施している肝付町立岸良小中学校の森林環境教育に対しても3年連続で助成されることが決定いたしました。

これも多くの県民からの支援の賜物であると感謝すると同時に、事業実施の責任を痛感しているところです。

昨年の岸良中学校の木工教室の様子

昨年の岸良中学校の木工教室の様子

南さつま市大浦干拓の防風林整備を行う国土緑化推進機構の助成が決定しました

昨年の植樹活動の様子

昨年の植樹活動の様子

森と木の研究所では、平成27年度から南さつま市大浦干拓の防風林整備活動を地元の大浦干拓土地改良組合や地域の方々と行ってきました。この活動は、毎年、国土緑化推進機構の支援を受けて実施しているところですが、今年も同機構から事業承認を受け実施することになりました。

特に、今年は、無立木地もあり、松くい虫抵抗マツ400本やシャリンバイなど500本を植栽します。日程等決まりましたらホームページで公告いたしますので、近くの方は植樹活動にご参加ください。

昨年の参加者 後方が大浦干拓防風林

昨年の参加者 後方が大浦干拓防風林

森と木の研究所が都市緑化機構の助成を受けることになりました

森と木の研究所が、公益財団法人都市緑化機構の「2016年度花王・みんなの森づくり活動」の助成を受けることになり、5月18日、東京茅場町「花王株式会社」本社であった目録贈呈式に代表理事の大坪弘幸と講師の寺師健次が出席しました。

この活動は、「妙見の森を再生し桜の名所とするプロジェクト」という活動名で枕崎市の妙見の森の整備を地域の人々とともに実施しようとするものです。

既に、平成28年度は緑の募金事業で活動を実施したところですが、今後3年間にわたり当プロジェクトが都市緑化機構から助成されます。「花王・みんなの森づくり活動」は、毎年一般公募されますが、平成29年度は、森づくり活動分野で67団体の応募がありそのうち11団体が採択されました。

先に森と木の研究所が助成を受けたトヨタ財団の活動助成同様に、大変狭き門となっていますが、プロジェクトの内容が評価されたことは、大変名誉なことであると同時に当研究所の活動に対する皆さん方のご理解の賜物であると感謝いたします。

助成目録贈呈式の記念撮影

助成目録贈呈式の記念撮影

贈呈式におけるプロジェクト内容のプレゼン

贈呈式におけるプロジェクト内容のプレゼン

花王株式会社石渡執行役員から目録を受領

花王株式会社石渡執行役員から目録を受領


平成28年度妙見の森整備活動写真

平成28年度妙見の森整備活動写真

ガーデンストッカー、大型プランターを開発しました。

ガーデンストッカー、大型プランターを開発しました

ガーデンストッカー
大型プランター

森と木の研究所では、平成28年度森林環境税事業の「木のあふれる街づくり事業」で写真のような自分で組み立てる「ガーデンストッカー、大型プランター」を開発しました。

このガーデンストッカー、大型プランター柵は、ホームセンターなどで販売されているプラスチック製に比べ見た目にやさしく景観的に優れたものです。また、すべて県産のスギ材を使用して構成されており、林業振興、地域振興の点や環境負荷の点からも意義のある商品となっています。

研究所で開発し、株式会社大和木材で販売します。

株式会社大和木材(鹿児島市郡山) 099-245-7048

規格寸法 県産スギ材使用 防腐防虫処理済 たて30cm,横30cm,幅 50cm

値段 ガーデンストッカー 4,200円

   大型プランター  3,200円

人にやさしいスギ丸太A字柵を開発しました。

鹿児島市健康の森公園

鹿児島市健康の森公園

森と木の研究所では、平成27年度森林環境税事業の「木のあふれる街づくり事業」で写真のような「スギ丸太A字柵」を開発しました。

この柵は、ガレージ、公園及び工事現場などで使用する木製の柵で、従来の鋼管製やプラスチック製に比べ見た目にやさしく景観的にも優れたものです。

また、すべて県産のスギ材を使用して構成されており、林業振興、地域振興の点や環境負荷の点からも意義のある商品となっています。

研究所で開発し、株式会社大和木材で販売します。

株式会社大和木材(鹿児島市郡山) 099-245-7048

規格寸法    県産スギ材使用 防腐防虫処理済、塗装仕上げ

        丸棒径 8cm 丸棒高さ70cm

値段1組当たり 1.5m  4,800円  送料別途

        2.0m  4,900円

        3.0m  5,000円

        4.0m  5,200円

ガレージ 子供の飛び出し防止

ガレージ 子供の飛び出し防止

公園

公園

建物入口

建物入口

工場の入り口

工場の入り口


「かつおぶしの森づくり」のDVDができました 無料で配布しています

「かつおぶしの森づくり」のDVDができました 無料で配布しています

地域産業の振興に役立っている里山の働きと里山づくりの活動を映像化した「かつおぶしの森づくり」のDVD(13分)を制作しました。

当研究所では、平成25年から鰹節の生産に不可欠の広葉樹の薪が、将来に渡って安定して供給できるようにするための広葉樹資源を確保するプロジェクトを、トヨタ財団の支援を受けて進めてきましたが、その「かつおぶしの森づくり」活動の様子や意義などについてKKBの協力で映像化したものです。この内容は、すでに3月14日にKKBから放映されるとともにDVDは、南薩地域のすべての小中学校に配布されたところですが、このDVDをご希望の方に無料で差し上げます。

連絡先 099-264-1883 森と木の研究所

一体型テーブル・ベンチセットの開発

平成26年度「木のあふれる街づくり事業」の「木製品の開発及び普及」でテーブル・ベンチセットを開発し、くにの松原や県の広域公園に展示しました。

このテーブル・ベンチセットは研究所の開発委員会で考案し、県産のスギ材を使用して南薩木材加工センターで製材・防腐処理、大和木材で加工した製品で、特別に技術の無い市民でも電動ドリルのみで組立てられるようになっています。

完成品は、くにの松原と大隅、北薩、南薩の各県立広域公園でチラシとともに展示していますのでご覧ください。

なお、この組立キットと塗装済の製品はアウトドアの必須アイテムとしてご利用いただけるよう大和木材で販売致します。

株式会社大和木材 鹿児島市郡山 099-245-7048

キット価格24,800円   完成製品価格42,000円

開発したキット

開発したキット

キットの組み立て

キットの組み立て


キシラデコールで塗装して完成

キシラデコールで塗装して完成


くにの松原キャンプ場に展示しています。チラシはキャンプ場事務所まで。

くにの松原キャンプ場に展示しています。チラシはキャンプ場事務所まで。


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